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水が溢れ 川になった道に 金魚を放したら 里に帰るかな



ぱちぱちと 雨は窓を 叩くけど ごめん今日は 遊びに行けない
水面には 満月ぷかり 揺れている 輪郭溶けて 何処か寂しげ



足先で ちゃぷちゃぷ波紋 描き出す 歪んだ景色 歪んだ私



桟橋の 縁に手をかけ 覗き込む 水面に映る あなたはだ ....
貴方に愛されたいと願った 声を失くした人魚姫のように



新緑は 初夏の日射しに 色を増し ヒレの無い足で 外に駆け出す



満月の夜は 鱗を落とす 微かな潮風に 故郷を思う
肩を寄せ合う店先 雨に濡れた君は太陽のように笑う



しとしとと 雨は全てを 濡らしてる てるてる坊主 願いよ届け



湿気を含んだ空気に 母の胎内を重ね 丸まって眠る
一人では 広すぎるベッドの上で 孤独を隠し 丸まって寝る



眠る前に本を開けば 私のベッドは 物語りで溢れて



夜空の星を 一つずつ解いて 僕は見知らぬ場所へ旅に出る


 ....
どうすれば良かったの? 君との日々は 砂のように溢れ落ちていく



さようなら 君の合図に 気づけずに 日々の隙間に 涙を隠す
春なのに 指先凍え 泣いていた ため息の花 部屋に溢れる



柔らかな あなたの文字に 愛溢れ 「元気ですか?」に 返事を書けず
幼い頃何度も遊んだ
川の上流
大人になっても
いまだに何度も夢に見る

里帰りをしたとき
久々に行ってみようと思い
散歩道がてらにあの場所へ
田んぼの中を歩いていく

吹き抜ける温 ....
春風は あの子のスカート ひらりとめくる 甘酸っぱい僕の日々



かっこつけてクールを装い 隠してるんです ポケットの中身を



たまには不真面目を演じてみたい 僕にそんな勇気があ ....
一輪の しおれた花を 握りしめ もう訪れない 春を思う



確かに僕らは家族でした 証明してくれる 絆はもう無く



時が止まったこの家に 戻れない家族の形を夢見ている


 ....
やわらかな 日溜まり風は 暖かく 花はほころび うぐいすの声
ハイドパークさんのミツバチさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
梅雨- ミツバチ短歌4*10-6-23
水面- ミツバチ短歌4*10-6-13
人魚姫- ミツバチ短歌8*10-6-1
あめ- ミツバチ短歌3*10-5-23
ベッド- ミツバチ短歌5*10-5-16
どうすれば- ミツバチ短歌5*10-5-12
春なのに- ミツバチ短歌4*10-4-22
記憶の場所- ミツバチ自由詩7*10-4-17
- ミツバチ短歌6*10-4-8
遠い春- ミツバチ短歌7*10-3-27
- ミツバチ短歌6*10-3-14

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