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かなしみの果て
絶望のふち
そういう言葉は力を持たぬまま
波間を漂う海藻の切れ端
近くなればなるほど恐怖は
足元から冷気のように立ち
悔し紛れに吐いた言葉の中で
今逃れられぬものと対 ....
映写機がカタカタ鳴っている
僕の撮る写真が君は好きだという
街は白黒というよりも何かひとびとの
息吹をはらんだ色彩に染められている
街灯には設置された年がゴシック体で
刻印されているのだ ....
○
わたしはひそかにその人をガーベラさんと名づけている。
月曜日の昼、大体同じ時間にやってきて、大体同じ内容の花束を頼んでいく。ガーベラと赤みの差す花を葉蘭で包む花束を。
だからガーベラ ....
春に分別のない私は
たいせつなものを うしなったそうです
分別のない私はそのことが
自分でもよくわかっていないみたいです
私はそのことが悲しいことを
人づてにきいて悲しいなあと思って ....
Laylaさんの瀬崎 虎彦さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人にやさしくあれ
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
2
10-4-28
和解
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
3
10-1-9
ガーベラさん
-
瀬崎 虎 ...
散文(批評 ...
7
09-12-18
そろそろ寝る時間です
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
5*
09-12-14
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