小学生のころ正義帳なるものをつくった

表紙には宇宙に浮かんだ地球の絵を描いた

その絵のうえの余白に、せいぎちょう、と記した

1ページめにはまず、せいぎのるーる、五箇条を書いた

あの頃といまも考 ....
山の麓、谷間の果てる所に家はあり
冬場はいつも風花が舞っていた

ストーブは子供の役目で
おっかなびっくり薪を割り
煙にむせびながら火を起こし湯を沸かした

町までは午前と午後に1本ずつ ....
 
 
手紙を出す用事があって
エレベーターを待ってる
扉が開く
エレベーターの中が
こんにゃくでいっぱいだったので
乗らずにに見送る
あんなに沢山のこんにゃくを積んで
あのエレベー ....
届かない言葉が 心から溢れて
欠片になって落ちていく
零れ落ちた言葉たち
月の光に照らし出されて
それは輝いて 道しるべになる

いつかあなたが
私の方へ歩いてくるなら
この道を辿って ....
君は尖がってるから痛いと泣いた
それが僕の言葉なんだって言って

だから全部入れ替えようと
取り出してみたら 
真っ黒だったんだよ
どろどろだったんだ

清い水で洗いたくて
抱えてっ ....
nickさんのおすすめリスト(67)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
せいぎのるーる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...24+*10-4-14
風花- 西天 龍自由詩11*10-3-27
こんにゃく(さん)- たもつ自由詩910-1-26
零れ落ちた言葉- 帆乃香自由詩410-1-13
丸い言葉になりたい- 朧月自由詩610-1-13

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