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  メロンが食べたい
  風呂上り
  缶コーヒーは2杯飲んだ
  パイナップルでもいい
  きょうは冷える
  パソコンの文字が見にくくなって来た
  電気をつけた
  外を見たが ....
  

   あまり淋しいから
   ひとりで寝ている
   
   午後15時10分の憂鬱
   外は晴れている

   これから風呂にはいる
   温もればいい

    ....
     まだ未明である
     カーテンは閉じられたままだ
     あらゆる可能性がある
     土曜日には
     未来がある
     音楽を聴くのもいい
     ビデ ....
   
   とどのように寝返りを打つ
   からだが痛い
 
   とどのように寝返りを打つ
   一睡もできずに横になっているからだ
 
   不眠症のぼくは4時に起きる
   強 ....
   ふと婦人は席を立った
   向かいの席だった
   ぼくは隅が好きだ
   ぼくは隅に座っていた
   カバンを架けかえようとしていた
   ジャケットのフードがじゃまで
   カバ ....
  富士山をみてきた
  富士山はお正月の姿をしていた

  まるで絵葉書のようで
  テレテしまった

  でもさすが日本一だと思った
  家来を誰も連れてないからだ

  ....
ハッとして

   ハッとする


           2004・12.23
  紙飛行機を飛ばす
  飛んで行く先は分からない
  そのばの風向きしだいだ
  ぼくの魂をとばす
  その場の雰囲気しだいだ
  
  漂っていたい
  定着しないで
  ノマド
 ....
   灯油ファンヒーターが音立てて
   なっている   
   6時前の朝
   どこかから風がもれてのだろうか
   寒い まだカーテンは締め切きったままだ
   からすがとおく ....
  少年は貧しかった
  少年は淋しかった
  少年は孤独だった
  父も母もエイズだった
  少年に稼ぎはなかった
  食べるものも
  着るものもなかった
  少年に運命などとい ....
  



  空は曇りだ
  無名なロックを聴きながら
  寝ぼけ眼で いちおうきょうの予定を立ててみる
  天気予報が決め手になるのだ
  ぼくは写真を撮りバイクにのるようになって ....
  

   海峡を雲が渡ってゆく

   
   なにか忘れ物でもしたように
   影が海原を走る

   遺失物は交番でもみつからなかった
   自分が自分の塊であることをとうに ....
 


 朝まだき
 まだなにも始まっていない線路
 秋の蝶がひかれている
 体調はもうひとつ タバコの吸いすぎで
 気管支が痛い
 きょうはどんないちにちになるのだろう
 みそはぎ ....
 

  寺山修司とは3,4度同席したことがある
  池袋のホールだったと思うが
  机を前に座っていた なんの会か忘れたが
  本の中の写真にぴったりだと思った
  鉤鼻が特徴だった だ ....
名刺を裏返すと虫がいるように
人の裏側にも虫はいる*


母は書道の師範だが
いまはグレゴール・ザムザのように
変身している
虫は口が効けない
母はいも虫のように這ってくる ....
深層





少年が詩を書いている

ピカデリーサーカスのストリップ小屋で

メモにボールペンで

少年はだれにも詩を読ませない

詩を書くことは脱ぐことだ といった詩人 ....
飛んでいる
飛んでいる
     はげしいビートだ
     もう世界もおわりだから
                走ってゆくしかないのだ
                酸性雨が ....
     
天野茂典+古川由美


風の通り道には
いい匂いのレストランがある
新鮮な野菜と
おいしい魚の塊が
ゴッホのひまわりのように
置かれている
これからどんな料理ができるの ....
         


     サキは笑った
     蛸がパソコンを操り始めたからだ
     赤くなって蛸はワードをうちはじめたのだ
     蛸はなにが書きたいのだろ ....
望月 ゆきさんの天野茂典さんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩はフレーズで読んでいる- 天野茂典未詩・独白605-2-27
アフリカへ- 天野茂典未詩・独白605-2-27
土曜日サンバ- 天野茂典未詩・独白705-2-26
とどのようにじっとしていられない- 天野茂典未詩・独白205-1-27
ぼくは小岩井ミルクとコーヒーをごくごく飲んだ- 天野茂典未詩・独白805-1-26
富士山- 天野茂典未詩・独白505-1-2
不立文字- 天野茂典未詩・独白104-12-23
ノマド- 天野茂典自由詩104-12-22
Tropical- 天野茂典未詩・独白504-12-8
禁じられた遊びのように- 天野茂典未詩・独白504-12-5
いい光が来なければ- 天野茂典自由詩104-12-4
海の駅- 天野茂典未詩・独白204-11-24
ソラリス- 天野茂典未詩・独白304-11-16
寺山修司- 天野茂典自由詩804-11-14
お・ふ・ろ- 天野茂典自由詩504-11-4
深層- 天野茂典自由詩504-11-3
パラダイム変換- 天野茂典自由詩304-10-5
風の道- 天野茂典自由詩8*04-7-4
- 天野茂典自由詩1304-6-30

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