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瞬き一つで
百の竜巻と
千の地震が起きるくらい
長いあなたのまつげ
震わせて
百万の津波と
いちおくの洪水
引き起こす涙で

「心配になるくらい好きだった、たまに
それしか出来なく ....
愛は儚いけれど
愛がある瞬間は
永遠のようです

愛の言葉は
幾度聞いても
古くはならず

季節が来るごとに
咲く花の様に
新鮮で

不規則に打つ心を
いつも安定させま ....
引っ越すと言うので
貰った8角形のコップ
口づける度
あなたの味して
使えません
白い
湖の上に立って
寄り添いながらじゃれては離れる
二匹の犬を見ていました
灯台の麓では、おじさんが夕暮れの写真を取っています
私に気づくとレンズが光りました


孤独が

 ....
机に

貴方の名前

書いた

消しゴムに

貴方の名前

書いた

自由帳に

100回

名前

書いた

ふれた

あなたの陰に

そっと
 ....
雨が嫌いだ

校門でしか会えない

君の顔

今日は

半分だけ
娘よ
すまない
おまえが初めて空気を吸った時も

おまえが冷えた
つま先抱えて
泣いていた時も

25年間
父さん
おまえにとって
死んでいたのだろう

混んだデパートで ....
たまに、
一番聞きたい事が
一番聞けない事だったりする。

たまに、
一番したい事が
一番出来ない事だったりする。

たまに、
一番大切な事が、
一番足りない物だったりする。
 ....
私の小指は、
外側にすこし反れている。

あなたの小指は、
内側にすこし反れている。

くっつけると
ピタッとはまる。

私たちは
照れて笑う。
それをそっと両手で包むと
私は私のそれに、
途方に似た
責任を感じ
る。

これが
こう誰かに包まれる時が来た
ら、
これは一人歩きして、私の知らない
何処かへ行ってしまうかも ....
ぼくは今日も二つのくつを見下ろしています。

しーんとなった廊下で、

じつはきのうもここで
みぎとひだりと
ひだりとみぎと
どっちがみぎで
どっちがひだりだと
ぼくの足と
く ....
望月 ゆきさんの月山一天さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誰にも読まれる事の無かった詩- 月山一天自由詩8*05-6-8
LOVE_NEVER_FAILS- 月山一天自由詩6*05-6-4
MALCOLM- 月山一天自由詩10*05-6-2
Lake_Champlain- 月山一天自由詩12*05-5-29
初恋- 月山一天自由詩4*04-12-30
雨が嫌いだ- 月山一天自由詩11*04-12-10
娘よ- 月山一天自由詩15*04-12-1
自分、諦めたい。- 月山一天自由詩5*04-11-28
小指- 月山一天自由詩9*04-11-27
- 月山一天自由詩7*04-11-15
はじめてだっしゅつ- 月山一天自由詩304-11-13

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