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それは何かの予言のようで
空の七割は雲に覆われていて
甘く温かいホットミルクに
頑なな心まで溶けて

買い置きしておいたバナナは
黒い斑点だらけになり
みずみずしさを失い
しおれていた ....
ゆがんだ世界とうまくやっていくために
ひずんだ言葉に沈潜してゆく
絶望という名の回虫が腸の中で
成長している
季節はずれのハエが
安楽椅子で眠っている
年老いた神様の口元に
止まっている ....
朽木隼人さんのwithinさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
傷だらけ- within自由詩14*09-12-24
祈り- within自由詩7*09-10-12

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