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俺は飲んだくれて泣くことはできても
死ぬことはできなかった
もしかしたら
もう1度
お前にあえるかもしれないと
思っていたからだろうぜ
生まれ変わっても
....
君がくれた
手紙の束をどうしよう
黙って二人
レンタルビデオをみた日は
もう帰らない
仕事の帰り
チーズケーキを二つだけ買った日は
もう戻らない
....
僕はどうしようもないほど
危なっかしくて
何も信じられなかった
お金も名誉もない
詩人とも言えない
ただ
詩を書くのが好きなだけの僕が
信じていたのは
....
何気なく
ぶらぶらしていたら
花びらが飛んできた
俺の気に入っている
縦縞のシャツの肩越しに
やっとの思いで
止まっている
薄紅いろの花びら
俺はそっと ....