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ひとりの人に
ひとつのサイズだけがある
それはごまかせない
じぶんじしんしかだますことはできない

ちいさすぎる人がいる
それがぼくではなかったのは
ただのぐうぜんなのだろうとおもうと
 ....
ぼくのもっとも尊敬する詩人は
F君である。
F君は現在ガソリンスタンドで働いている。
そこがどこであろうと
まるでそこがカリフォルニアであるかのように
真っ黒に日焼けして。

F君の詩を ....
むかし、俺に親切にしてくれた人がいた。
初めて入ったそば屋のおばちゃんだ。
俺は浪人生でひどく痩せていた。
まるで勉強ができなかったので、
ひとつも大学が受からなかった。
どうやっても勉強な ....
布団のなかで
好きだった本や
好きだった歌や
好きだった人のこと
考えてみる
それだけなら電気はいらない
暗くなってもさびしくはない

人間の胃袋がまいにちふくらんでいる
それは比喩 ....
今日もきゅうりは
もてなかった
女のこたちの気ままな指で
もがれてみると
ぽきんと折れた切り口には
みずみずしい
ひかりがあふれていた

うちに帰ってきて
冷たい水で
顔をごしごし ....
小宮さんのZUZUさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サイズこそすべて- ZUZU自由詩206-5-21
F君に捧ぐ- ZUZU自由詩1206-5-15
浪人のアダージョ- ZUZU自由詩906-5-14
環境矛盾- ZUZU自由詩706-4-16
きゅうりの恋- ZUZU自由詩405-11-22

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