すべてのおすすめ
アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような

ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち

原型はうしなわれても様式は変化し ....
辺境とは文明のセンターではないところ
ひじょうに身勝手な定義とおもう

一律の価値観でかたられるが
離島にもひとは生きている

あるいはかれらには
シンプルで必要なもの以外もたない自由が ....
丘をのぼってまたひとりになったならそこには
すがすがしい空気の夕暮れが凛としてあるのだ

街の喧騒が遠くでささやくように聞こえても
揺るがずにきちんとたたずんでいるものに逢いたかった

自 ....
もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする

妻や子供にもめいわくをかけた

でもいっぽん筋を通そうと思った

この年で


せめて残りの時間を拡散しない正しいもの ....
なぜなら奪うものは最終的に奪われる
不幸のうえに成り立つ幸福などありはしないのだよ

これは友人のこくはくなのだが

彼女はぼくに聞いたかつてちょっと好きだった人だが
彼女は僕の後輩と浮気 ....
窓を開けると校長先生が欠伸をしていた

校庭ではポニーテールが僕に微笑んだ
片えくぼを連れて

まだ風は冷たかったが沢山の蕾が輝いていた

遠くの山では雪も消えはじめ
柔らかな表情へと ....
おそらく僕の知らない
無数のははがいたのだろうと思う

まあ今も昔も聞いたってこたえないだろうが

母の遺品を整理している

書道用具

浦和のなんとか堂とかいうところで購入した
 ....
僕らのみている世界が正立像だなんて
根拠のない迷信なのかもしれない

大地は空で重々しく草も生えているし
空は大地で星が涼やかに流れている

僕達は倒立した空の道を車で走り回り
42.1 ....
散らかった新聞紙やカップヌードルの食べ残しに紛れて
暗号が見え隠れするこの部屋で心の銃をみがく狙撃手
ぼくらは思想をもたないトラブルメーカー

いまさら乱数表でこの世界のキーワードがやりとりさ ....
愛ってたちのよい錯覚ならばそれも素敵な贈り物だね

愛にも慈悲にも権威なんて要らないんだとふと思う

愛なんてなかったという君を思い出にする僕のわがまま

彼女はいつも体と心を売り渡し ....
いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます

それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして

ギ ....
こころの中に海がある

いくつかの海流も流れている

灯台へ続く道は
岬を縫うように走っている

海峡を渡る風は
わずかに強く吹き雲を散らす

僕は背中の軽い荷物を感じながら
ゆ ....
田園さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日々の様式- 梅昆布茶自由詩16*14-8-30
離島- 梅昆布茶自由詩15*14-8-21
丘をのぼる- 梅昆布茶自由詩2014-2-6
流れながら- 梅昆布茶自由詩1713-3-27
誰も幸福を奪ってはいけない- 梅昆布茶自由詩813-3-19
13番目の春- 梅昆布茶自由詩1113-3-14
母の行方- 梅昆布茶自由詩2312-12-16
屈折点- 梅昆布茶自由詩1612-9-6
さいごの狙撃者- 梅昆布茶自由詩1912-9-1
ただ愛のために- 梅昆布茶短歌1112-8-28
いつか詩人になれるなら- 梅昆布茶自由詩2412-8-23
海を感じる- 梅昆布茶自由詩411-8-4

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する