すべてのおすすめ
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか
忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
やわらかな 日溜まり風は 暖かく 花はほころび うぐいすの声
まっさらな 白いガーゼを 赤く染め 私は大人になりました
きっと前世は 人魚だったのかも 私の間に 海があるから
体内に 地球を抱いて 丸くなる 愛おしむ程 母になってく
青い空 桜の花が 舞躍り 君への手紙 引出しの中
靴箱に 生徒は想い 詰め込んで ポストみたいと 靴は笑った
両手で涙の濃度を測る
海のように青ければ
静に底に沈めて
波を立てるのは
好ましくないよ
言葉で
自分を繕う度に
命は海のような鼓動を
繰り返す
数えきれない程
子宮の中に ....
「ゆびきりげんまん」
遠くから
子供たちの声が聞こえる
約束の時の決まり文句
笑い声混じりに
軽やかに歌って
また明日と
それぞれの家に帰る
「うそついたらはりせんぼんのます」 ....
空に月が滲む
おぼろ月夜
淡い黄色は霞んで
今日はコップに
浮かんでくれない
まじないのつもりでやってみる
特に願いなんてないけれど
夜空を照らす月のように
私も綺麗になれますよう ....
そよ風さんさんのミツバチさんおすすめリスト
(37)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨傘
-
ミツバチ
自由詩
11*
10-3-18
春
-
ミツバチ
短歌
6*
10-3-14
女子
-
ミツバチ
短歌
7*
10-3-2
ラブレター
-
ミツバチ
短歌
6*
10-2-28
海
-
ミツバチ
自由詩
6*
10-2-21
ゆびきり
-
ミツバチ
自由詩
7+*
10-2-18
おぼろ月
-
ミツバチ
自由詩
4*
09-10-26
1
2
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する