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プラヌラスキフラストロビラエフィラ
呪文のように覚えているのは
予備校の先生が絶対にこれだけは
おぼえておいて損はないぞと言った
生物の秘密兵器

必ず出題されると信じて
歩きながら
 ....
『おや 気がつかれましたか。』

「はぁ。」

『まだ眠っててもかまいませんよ。』

「はぁ ん〜 とても長いエスカレーターですね。 」

『そうですね。』

「先が見えない。 ....
文字は重機のように
深く掘り下げるとしても
埋めなくていいのです
さらさらと戻ってゆくのだから

文字はナイフのように
切り裂いてゆくとしても
応戦しなくていいのです
ぴたりとふさがる ....
ちいさな箱があって

材料を入れた包みを

そこに放る



マザー・グースを好いた彼女は

お砂糖に云々を信じて

卵を爆発させた/ドルダムディー


 ....
サイズを合わせろと木端にダメだしされて
身体中の関節を外してコンパクトに納めたけれど
これ以上小さくなれないんだよ
もうそれじゃ
何がしたいんだかわからなくなっちゃうんだよ 

掴むものに ....
【マルボロ】

かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?

エタノールで消毒した 清らかな ....
 お月さま取ってきてよ
 些細なことでボタンを掛け違えて
 へそを曲げてしまった私に

 ちょっと待ってろよ
 今、長いハシゴ作っているから


 そんな我儘を言ったことも
 すっか ....
季節は無言のまま過ぎて行く

昨日まで咲いていた木は

咲いてはしげり

赤色に染まりかれていった

もう僕は迷子の一人ぼっち

昔呟いた言葉を思い出す

テレビに写った君に恋 ....
例年通り僕の誕生日は雨だった

街の所々から音泉が湧き出ていた

それは素晴らしい日々の幕開けだろう

それ以外は考えられなかった

なんなんだろう

この不思議な気持は

プ ....
あきれるくらいに騒がしい日々

今日もだるい体を無理矢理起こした

歴史の教科書は重くて

過去の寸劇をかきしるしていた

落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた

更新 ....
僕には、
何もなかった

夏の蚊のごとく
生き急ぐことしかできなかった
何もないのに求め続けた
何もないのだから
何も得られる筈がないのに
なのに求め続けていた


僕には、
 ....
あの子の心臓が浮いてるときいて
やってきた


透明な
水の中
音のしない、建物の中
見えないガラスに囲まれた
透明な
水の中
音のしない、建物の中
巨大な水槽の中

その中 ....
彼女は内破していた

お勤めを終えて人殺しの射精をあびるまでに

溶けてしまった感情にスケジュール帳を骨代わりに

なんだってできた

彼女はきっとなんでもなかった

コンドームを ....
据え膳の味を思い出さない男
なんて
今この時私より欲しいものがない
って言えない
なんて
あなたは
一体
どこまで
可愛いの


はしたない
口を引き裂いて
私は
今日も
 ....
仮にアレがアレだとしたら

意外に簡単に理解ができる

とどかなかった物は

隣の席に座っていた

綺麗な世界をみたいなら

とりあえず待って帰ってきたら

おかえりなさいとく ....
わたしの名はサラ

サラ・リーマン

ミシガン州は
デトロイト
モーターシティ出身の
ドイツ系アメリカ人

日本企業で働いていたの
自動車部品のカンパニー
資材調達がわたしの役目 ....
残り少ない飴を手に取り

それを口の中に運んだ

昔々の魔法が使えた頃の日々は

それはそれは楽しそうだな

軽快なケルト音楽に合わせて

何処までも蒼い草原を杖片手に歩いた

 ....
未熟な叫び声が

空高くとびあがった

水溜まりから見る景色を

覗いて見たら

小学生の兄弟が仲良さそうに

お揃いの長靴を足並みそろえて

スキップしながら川沿いの道をある ....
立体的な画像に目を奪われ

グルグルと頭では

スプートニクが回っていた

七夕に願いをかけるなら

それはマジックで黒く染まっているでしょう

現実はいつも甘い薫りで

姿を ....
綺麗な砂漠の真ん中で

オンボロなギターを弾き

ラクダと戯れながら

ゆっくり歌を歌っていた

蜃気楼は今日も未来の都市を

ぼんやりとうつしていた

壊れたラジオからは
 ....
悟りはないさ
人生、喜怒哀楽の繰り返しだし

落ちるところまで落ちて
開き直って、反省して、考えて、プッツンさ

天才は異常者なんだ
それがカリスマ性なんだ
ひとつの話をしよう

あるところに少女がいた
美しい少女がいた

その少女はあるものしか食べない


チョコレートか

キャンディか

ショートケーキか


いいや

 ....
広い広い空に

声が枯れるまで叫んだ

実験室のビーカーを覗いて

華麗な幻想に驚き

ガラスはただ割れて

僕を傷つけてしんでいった

もう咲かないのかなと

うえきばち ....
わたしの中は

内臓とか
血とか
脂肪とかじゃなくて

海 が広がってるんだと思う



わたしの泣き虫のレベルは
ランクをつけるならAAAだ

本を読んでは泣き
曲を聞い ....
黒乃 桜さんの自由詩おすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミズクラゲの一生- Lucy自由詩26*13-8-8
天国へのエスカレーター- 北大路京 ...自由詩18+*11-5-31
もじ- 朧月自由詩611-4-18
レトルト- 山中 烏 ...自由詩1+*10-8-12
これ以上小さくなれないから- 鵜飼千代 ...自由詩19+*10-8-12
マルボロ- るるりら自由詩26+*10-6-18
月_の_雫- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-3-28
画面の前で泣き叫ぶ- こめ自由詩1210-2-23
誕生日は雨な世界- こめ自由詩1510-1-16
夜の王様は朝の姫に- こめ自由詩1810-1-8
何もなかった- オンガシ自由詩4*10-1-3
心臓水族館- 嘘而自由詩509-11-23
タッチして- tutty自由詩109-11-21
肉食女子- さき自由詩709-11-16
戦闘力53万- こめ自由詩1709-11-16
サラ・リーマンの独白- 花形新次自由詩3*09-11-1
ハーメルの笛- こめ自由詩1809-10-29
関係進路- こめ自由詩1209-10-20
迎えに行くのは嫌いじゃないよ- こめ自由詩1709-10-14
先にあったのは小指一本だけ- こめ自由詩1309-10-12
悟り- 吉田篤史自由詩209-10-11
鳥かご少女- 空都自由詩3*09-10-8
疎外感劣等感自暴自棄etc- こめ自由詩1909-10-8
奇海な言い訳- 愛心自由詩13*09-8-31

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