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シャッターが下りたままの店が並ぶ

小さなショッピングモール

冬の曇り空

ベンチに腰掛け

妻の買い物が終わるのを待つ

傍らには無言の少年

僕は少年の手を掌で包み込み
 ....
競馬は好きだが

馬券は買わない

どうせ儲けたくなって

好きでもない馬も

買ってしまうに決まってる

いつまでも

好きな馬だけを

見ていたい

だから馬券は買 ....
柿の種とピーナッツが奏でるハーモニーは

僕らの心を捉えていつまでも放さない

こんな絶妙なバランスを保ちながら

僕と君が一緒に暮らしていけるのなら

時折感じるピリッとした辛さも
 ....
鉄町に住むからか
鉄の女と人はいう
私はそんなに強くない
錆びて疲れた心なの

二人歩いた鶴見川
今日はひとりで来ています
結ばれないのは知っている
信じたくないだけなのよ

たと ....
どうせジンギスカンにするのなら
何故昨日毛を刈った?
そんな悪意が
今の世の中には多すぎる

メエ〜!
君が一瞬見せた
微笑みの意味を
10年経った今
どうしても確かめたくて
君の去った
集合住宅をたずねる

あのとき
君の静かな
やさしさに
気づくことが出来たなら・・・

あの ....
たとえば僕が
真っ白なキャンパスなら
アンリ・マティスのような
柔らかな曲線と
ほんのり暖かな色彩で
いっぱいに満たされたい

たとえば僕が
一枚の当たり馬券なら
ファンタストのよう ....
田舎の酒場で一人飲みたい
どこか遠くで吐きたい

知ってる人が誰もいない
そんな酒場で
飲んで吐きたい

生ビール 
コップ酒
焼酎のオンザロック

肴は地のもの
獲れたてのも ....
(スプリングスティーン風に)

俺は将来に希望もなく
ただ眼の前にぶら下げられたエサに
食らいつくだけの犬みたいな存在だった
そうする以外に生き方を知らず
それに疑問すら抱かなかった

 ....
ベッドで寝返りをうったとき
左の腰を
突然襲った鈍い痛み

ぎっくり腰なら
経験はある
食あたりなら
星の数ほどだ

だけど
今度のこの痛み
そんなものとは
ちょっと違うんだ
 ....
笠原 ちひろさんの花形新次さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
決意- 花形新次自由詩3*09-12-5
小さな誠意- 花形新次自由詩409-11-14
おつまみの神様- 花形新次自由詩4*09-10-27
鉄町の女(くろがねちょうのひと)- 花形新次自由詩3*09-10-19
悲しき羊毛- 花形新次自由詩2+*09-10-12
あのとき- 花形新次自由詩3*09-10-10
願い- 花形新次自由詩5*09-9-22
遠くで吐きたい- 花形新次自由詩209-9-10
ザ・レバー- 花形新次自由詩4+*09-8-13
Like_a_rolling_結石- 花形新次自由詩2+*09-8-13

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