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きみという嵐が去って
ぼくに残されたのは
まだ青い希望の実
どんな風に育てていくのは
ぼく次第なんだろう
けどね
ぼくは
やっぱり
同じ道を歩くと思うんだ
また
きみという
嵐に吹き飛ばさ ....
夜
おまえは
ひっそりと
息づいている
遠く
生まれ故郷の
砂漠を思い浮かべて
ひっそりと
欲望を募らせている
ああ
なんて
かわいそうなおまえ
せめて
おまえを愛でよう
せめて
記憶に ....
寒い夏の朝
早朝
きみが帰ってゆく
言い残したことば
さりげない仕草
ぼくは
部屋の片隅で
膝を抱えている
きみがいた日々は
あまりに濃密で
この
薄い空気に ....