すべてのおすすめ
私は
そらに放たれた宇宙飛行士
オフィスの
隅っこで見上げてる
ホワイトボード
お知らせのメモ
ホチキス
こんな朝から
遠い宇宙の孤独を想う
私とどこが違うのだろう
正 ....
無言電話がかかってきたので、無言で待った。
遠くから、海の音がした。
やり残したことはありませんか と
問われたらなんて答えよう
みんな
どこに帰るのだろう
ふるさとはもう
名前も奪われて
体育館ばかりがきれいになる
過去は
ただのおとぎ話で
....
午後の紅茶に
隠れてます
笑ってるし!
恋のうたを私はうたう
恋には
希望があるからだ
もちろん
裏切りも
いさかいも
絶望だってある
だけど
傷つくのは
私とあなたで
その宇宙は
誰にもわたさない
....
哀しみも
さみしさも
なにもないよ
空は
まっすぐに
晴れたよ
私は
まっすぐに
生きるよ
もう
未来しかないんだから
私は
からっぽなんだから
....
ヤリキレナサという
生き物である
緑色の
細い草の陰で呼吸を
している
秋の虫ならばまだよかったが
ただ
月を浴びるのが日課らしい
正しいとか
正しくないとか
....
たとえば
あなた宛てにメールを出して
それが
行方不明にならない
しあわせ
届ける
ことはできるんだ
つながってはいなくても
時折
いたずらな風 ....
折れ曲がったあなたの身体を
まっすぐにするのが
私の仕事
あなたは
あなたの意志を持たない
あなたの影になってしまった
その瞬間
私たちは知ることになる
私たちが
実体と ....
たもつさんの詩集が届く。注文してから、すでに2ヶ月が過ぎていた。発送元には何の罪もない。メールで注文したのはいいが、自分のアドレスを間違って入力していたのだ。いつまでも連絡がこないはずだ。ネットは、す ....
久しぶりにホワイトソースを作る。あの、バターから作るやつ。
ミルクはあたためた方がいい、とか。
木のへらで丁寧に、とか。
バターがふつふつと、泡立ってから小麦粉を、とか。
小麦粉臭さがなく ....
わたしが詩を書かなくなったとき
どんな空が
わたしを迎えてくれるだろう
わたしが詩を書かなくなったとき
すべてのことばは
わたしを許してくれるだろうか
わたしが
終 ....
シャワー派である。断然。夜よりもむしろ朝。
湯船につかっての〜んびり、というシチュエーションにはなかなか遭遇しないし。基本的にせっかちだし。ふやけちゃうでしょ?そんなことない?
お風呂でm ....
★ ボサノバ
ぼさぼさに
のばした髪
ぼさっとして
野放しのろば
そこにあるうた
★ コンコルド
鳥をまねて鳥になっ ....
気配を感じて
虫の音が止む
一瞬
あなたが
嘘をつく前の
静寂に少し
似てる
(黙れ黙れ)
通り過ぎた茂みから
虫の音はまた響く
(疑念のように)
夜は
み ....
あなたに雨がふればいい
ブラウスが
やわらかく貼りついて
疎ましく思えばいい
あなたに雨がふればいい
ことばが
あなたを脱げばいい
小さな偶然を
言 ....
マウンテンバイクでの帰り道、信号待ちで、あるいは走りながら、買ったばかりのICレコーダで録音する。そんなふうにして作品出来たのでちょっとアップしてみた。「だんだん」。朗読とかしたらいいのかもしれない。 ....
だんだんきらいに なるよね
近くにいないから
だんだんきらいに なるよね
役立たないから
だんだんきらいに なるよね
すべてを教えるから
だんだんきらいに なるよね
じれっ ....
さみしいだけ。
ほんとうに伝えたいことは
そんなにないのかもしれないね
ほんとうに好きだったかどうか
思い出せないのと おなじで
君の夕暮れが。
さみしくありませんように。
ここにいるよ。
毎夜
だれかのさみしさを
乗せたまま列車は走る
新しいさみしさが
毎夜
はじまる
わすれないで、と
汽笛が泣く
わすれるくせに
しあわせだったら
よかったね
....
紫の灯りめがけて飛ぶ虫を 笑うあなたと笑えない吾と
そんな字がやさしさにだって欲しかった 高圧電流さわるな注意
君はいう 川面に映る街は幻 私はつぶやく 恋もいっしょだ
....
ほんとうに欲しいと思ったんだ
あの夜
だから
ここにいるだけで
しあわせ
夏が終っても
君が胸を泳ぐから
クロール
息つぎをせずに
どこ ....
わたしがいなくなって5分後の世界
相変わらず
交差点は混んでいて
ストップランプは
シンクロしてて
大型ビジョンが
めまぐるしく 変わって
新作モードは
ガラス ....
ぼくらのまちにほりえもんがやってきたよ。
いろんな冒険と計算を乗せて。
勝つためにやってくるんじゃなくて利用するためにやってくる。
それをわかってて加勢するやつ。
つまらない中傷でつぶ ....
5年生存率20%って 何?
5年後 こっち側に残れるのは
5人にひとりってことかな
あなたは
たいくつそうにテレビを眺め
時計を眺め
わたしを見ない
あとどれく ....
忘れないで と
わたしに
言う
流れゆく雲が
信号の点滅が
風の匂いが
あなたが
忘れないで と
わたしに
言う
わたしも
ずっと思ってる ....
休日をうだうだとねっころがって過ごす
時々
素足をぺとーっと
重ねて
あなたがうるさそうに
足をはらう
ので
わたしは
ごろごろとベッドの端へ
SOS
SOS
ベッド ....
サンダル 直しに
少ししゃがむ
と
背中にあなたの
視線が見える
ああ
わたしがゴルゴ13だったら
「オレの背中に立つな!」
とか言ってさ
振り向きざま ....
PULL.さんのuminekoさんおすすめリスト
(49)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
るりいろ
-
umineko
自由詩
17*
06-3-3
無言電話
-
umineko
自由詩
17*
06-2-2
海鳴り
-
umineko
自由詩
12*
05-11-5
デビルマン
-
umineko
携帯写真+ ...
9+*
05-10-31
恋のうたを私はうたう
-
umineko
未詩・独白
10*
05-10-29
empty
-
umineko
自由詩
7*
05-10-29
ヤリキレナサ
-
umineko
自由詩
7*
05-10-23
元気ですか
-
umineko
自由詩
15+*
05-10-22
朝に咲く花
-
umineko
自由詩
10*
05-10-15
こっそりと白の時代〜たもつさん詩集に寄せて
-
umineko
散文(批評 ...
18*
05-10-8
クリームシチューに、あと少し
-
umineko
自由詩
6*
05-10-4
わたしが詩を書かなくなったとき
-
umineko
自由詩
8*
05-9-29
シャワーよりあなたより
-
umineko
自由詩
6*
05-9-27
けろっと(3)
-
umineko
自由詩
8*
05-9-26
夜の嘘
-
umineko
自由詩
7*
05-9-21
あなたに雨がふればいい
-
umineko
自由詩
12*
05-9-19
幽体離脱したまま帰れなくなってしまったら
-
umineko
未詩・独白
5*
05-9-18
だんだん
-
umineko
自由詩
3*
05-9-18
かえるじゃないよ
-
umineko
携帯写真+ ...
13*
05-9-17
それでもわたしは歩いていくだろう
-
umineko
自由詩
9*
05-9-16
ピアノ・メン
-
umineko
携帯写真+ ...
7*
05-9-16
深夜飛行
-
umineko
自由詩
8*
05-9-13
電気ナマズの夕暮れ
-
umineko
短歌
11*
05-8-27
クロール
-
umineko
自由詩
18*
05-8-24
わたしがいなくなって5分後の世界
-
umineko
自由詩
8*
05-8-23
ほりえもんがやってくる
-
umineko
未詩・独白
9*
05-8-23
5年生存率
-
umineko
自由詩
5*
05-8-21
リミテッド
-
umineko
自由詩
6*
05-8-20
国際アナタ救助隊
-
umineko
自由詩
5*
05-8-18
サンダル★ゴルゴ
-
umineko
自由詩
8*
05-8-16
1
2
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