すべてのおすすめ
蔓の先はしがみつくあてをもとめている
ひょろひょろと風にあおられるのも策略
つるりぬるりと小鉢の中を逃げ回る里芋を
こどもの箸が突き刺す
突き刺すのだ!
もとめるかたちはとがっている
....
二年前、私は仕事を終えると毎日病院に通っていた。
夫を車椅子にのせ、夜の病院内をさまよった。病院から出ることができないなら、せめて外気にに触れさせてあげたいと思った。
屋上テラスの扉は鍵がか ....
夫は足に補装具をして杖をついているので、一人で階段を昇っていると、
「あちらにスロープがありますよ」
と親切に声をかけてくれる人があるそうです。
私も以前は、足の不自由な人は階段よりスロ ....
昨夜は職場の女たちが集まって慰労会をした。
一年ぶりだった。
家計のためにパートタイムで働く女が、自分の楽しみのために一人家を空けるのは、それがたとえ数時間のことであっても容易なことではない ....
二本の脚は胴につながっています
不潔
と言って男子の机に触れようとしない久美さんも
二本の脚がちゃんと胴につながっています
白い足首をつかみ
柔軟体操をしています
久美さんは高校生にな ....
PULL.さんの渦巻二三五さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
先端は求めよ
-
渦巻二三 ...
自由詩
4
07-5-2
そのとき「詩」は私を救わなかった
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
28*
06-11-15
バリアフリーは簡単ではないけれど
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
14*
06-11-14
女が家を留守にするとき
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
16*
06-11-9
久美さんの脚
-
渦巻二三 ...
自由詩
14*
06-11-7
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する