すべてのおすすめ
○冬日在居
メダカ動き、妻しきり歓び
めずらしや、めずらしや
と言う
正月、真冬なり、寒し、されど
外は、陽の光うるわしく
時は正午を過ぐ
しきり妻と共
何処へか出向かぬかなど談ず ....
九時前に坂本を出発曇りいて肌寒し厚着しており
年末の風さえ吹かぬ午後の道一つ越え京都へ行かむ
空腹を覚えつ辺りうかかがいて店などさがし並木道ゆく
曇り空車は多しわが心中これからのこと ....
京都は夕暮
伊勢丹に在り
妻の選ぶスカート・ワンピース
京の女はこまごまし
京の男は柔らかし
蕎麦を食らいて腹は満ち
疲れては柱による
入浴香料・携帯ボトル
などいろいろ買い入れ
街 ....
恋の流れ唄
こんな寂びれた
お店で
今夜も歌う
流れ唄
艶歌の歌手よ
昨日も今日も
歌うわ
流れに流れ
ぶきっちょな
バンドにあわせ
キャバレー・ナイト
男の
膝 ....