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桟のきしむ音のする
ほこりっぽい網戸をひくと
あごの線にそう
あどけないおくれ毛が
すずしく 揺れた

たとえば を
話すとき
そのよこがおは
やわらかそうに 笑うのだけど
うっか ....
夕刻
おとこまさりの包丁裁きで
頭を落として
からだを開いた

中骨を
刃先でなぞる
膜を破る
洗い 流す
ぴりぴりとあかい
赤は
どこまでも
泣き止まない


鍋の底で ....
あとらさんのよさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残暑にねむる- 自由詩704-9-2
あいまいなからだ- 自由詩14*04-7-6

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