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銀色の刺に、凍える、空気は、
青い空の下で、
白い、息をつき、声がもれる、
頬の骨に、拳が石のようにあたる。
わたしは、
バラ線を後ろに、殴られる。
放り出された、ランドセルの黒い光。 ....
江ノ島の砂浜で、
少年だったわたしは、
父とカイトを、飛ばした。
父の、大きな背の、
後ろで空を見上げる。
埋まる足元と、手につく砂。
潮風に乗って、
黒い三角形のカイトは、
糸をはり ....
千月 話子さんの光冨郁也さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バラ線
-
光冨郁也
自由詩
10*
05-9-17
点のカイト
-
光冨郁也
自由詩
9
05-2-20
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