すべてのおすすめ
小さな人が困った顔をしていた、きっと困っていたと思う


ケチャップでしょうかマヨネーズでしょうか幸せにいつも足りないのは


君と手を繋ぎ星空を眺めていた一面のペンギン畑


自転 ....
(ここでは宇宙をスプと言います)
最前列右の左のスプを見た見たもの全て衛星で死亡



(ここでは宇宙をンと言います)
ンの声がロケット破壊しつくしてβ・γ線上の{ルビAir=アリア}
 ....
もう大人になった気がして二本足で立つことにした誕生日


「生命線を持って生まれたかった」スクラップされていくロボット


大福だと思って食べたら素甘だったという悲しみを背負う
 ....
楽しいショーの始まりだ!と言いながら僕らは産まれてきたはずだ


僕に名前が無かったころ、魂は行き先を欲してなかった


たくさんの人、たくさんの名前、溺れそうになって君の名を呼ぶ ....
モズクガニのことを考えながらパスタを食べる深夜のデニーズ


明日の朝何を食べようか、と手をつなぎ 春の屋上からダイブする


バスに乗り行ける所の限界は終点までと終点で気づく


 ....
先生 この前のテストは100点だったけどBでいいです先生私先生が好きです。


ラメ入りの少年 惚れさせてしまうのは男どもばかり 生理も来ない


触れてとは言わない言えないでも触れな ....
屋上にスカート揺れてあとは空ばかりが残ってしまう学校


渡される廊下で後ろ振り返るきみによく似た少女が今も


出来すぎた出会いに怖れ隠せない手を繋ぐだけ見つめあうだけ


影追っ ....
辻野克己さんの短歌おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸せ- バカ男短歌1506-2-28
ここでは宇宙を- ふるる短歌50*05-10-19
二足歩行- バカ男短歌1605-5-18
誕生- バカ男短歌23*05-3-25
春のグラウンド- バカ男短歌10*05-3-18
破壊活動- ピッピ短歌45*04-9-12
DOWNMEMORYLANE- 本木はじ ...短歌11*04-8-13

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