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瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ....
ロメオ
プロチアデンが呼んでいる
アモキサンが招いている
コンソールの高台
かびた毛布の洞窟
萎びた雑誌の湿地
乱雑に走るシールドは葦 黄ばんだ紙屑の落葉に絡んでいる
色とりどり ....
見てくれ 秒針と分針が絡み合い
朽ち果てた
世界の果ての大きな滝に立て掛けられた 大時計
ぼくはこんなにも矮小だ
聞いてくれ 鳩時計の断末魔
ロックンロール
血圧の上昇には気をつけろ 入浴 ....
がらくたに音を立てた雨は
まばらに窓を濡らしただけで 止んでいた
真っ直ぐな風が一通り
花弁を泥の上に 押し退けた後だった
冬よ去らないで
夜よ
暗がりのまま
....
艶やかに唇濡れ 薄紫 柔らかい澱み 胸の奥底に 藍色の沼は
甘く渦巻く 鬱血 指先の冷たさ ぬるい痺れ 重い流砂状の心
沼辺の風草靡く廃土の奥に 優しげに 傾いた
脊髄の鐘楼が 鈍く軋ん ....
頭の周りの何処かで 蒸気機関のクランクが回り出して
ぼくの記憶を巻き上げる
だから
虫が泣いていると感じるのかい?
眉間の奥の小さな場所で読取った 過去の懐かしさに? こじつけて?
....
mizunomadokaさんの小野 一縷さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩人から詩人へ_1_/_掛川_享嗣_氏_to_木立_悟_氏
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小野 一 ...
散文(批評 ...
5*
11-3-28
眠れぬ森のロミオ_/_****'01
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小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-28
クロックワーク_ポエトリィ/_****Until_dying ...
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-26
未明_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
9*
10-4-23
鳴子沈夢_/_****'01
-
小野 一 ...
自由詩
6*
10-4-20
ロコネガティヴィジョン_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
5*
10-4-12
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