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暁の魔女との契約
どちらかが朽ち果てるときは
身も心も壊してほしいと

電波時計の正確な日時
流れ出す世界から放り出されるときが
必ず来ることを
僕も彼女も分かっていた

深夜零時と ....
その屍を持っていても
二人にはなれない

慟哭の空
突き落とされた最後の日

足元の白い砂がささやかな風に飛ばされていく。

『あぁ、珊瑚の死骸だね』

ここが砂浜ならそうだろ ....
未だ見えない光の先で
君が泣くのを待っていた

密かに、ひそやかに。

独りきりではとうてい
飲み下せないだろうから

何が悲しいとか
どうでもいい愚問より

秘かな涙の粒が
 ....
音速を超えて
今、僕らが立つ世界が
静かに終わっていくのを見た

本当に欲しいものなんて
何一つ転がっては居ない

さっきまであった体温
37度5分
掌より優しくなりたい

一つ ....
桃の味なんてしないわ
紅茶に潜ませた桃色が匂うだけ

真っ赤なソファが拒絶
白いシーツの群れが
羊に見えたのは内緒

絡めた指から零れたのは
夜粒の欠片だとあなたは言うけど

違う ....
伝わらなかった思いがいつも胸の中で燻っている
平気、平気、大丈夫
そんな言葉はもう要らない
強がりと我が侭は紙一重
貴方の手に繋がりたかった
願いなんて安易な言葉で片付けてたの
だって、夢 ....
「自由」って言葉ほど魅力的なものは無かったけれど
それを手にして振りかざして生きてきたけど
本当は誰の手中にも納まっていない
そんなちっぽけじゃないんだ、じゆう。

何にも縛られない世界で息 ....
明日また現実に戻るんだ
オフィスレディの宿命みたいに
あのチェアーの回転具合の悪さ
どうにかしてよ

勤務歴1年
もう慣れ親しんだ仲みたいに
言わなくても分かるを合言葉に
書類を投げる ....
知っていたよ

その言葉が嫌いです
私の事全て分かったように言わないで

知っていました

ごめんなさい
私も貴方の事を分かった気で居たのです

どんな貴方を見ても
好きでい ....
魚の形をした気球が彼方に見える
静かな世界だ
とても静かだ
ガラスの海が波打つが
その雫は丸い煌きの渦
手にとって覗く少年が
吸い込まれて行くのは仕方が無い

昼も夜も朝も

同じ ....
mizunomadokaさんのりぃさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
エレクトリカル- りぃ自由詩212-7-18
死にゆく欠片- りぃ自由詩112-4-26
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さいれんと- りぃ自由詩108-8-31
ピーチティ。- りぃ自由詩208-3-11
未だ続く世界の中で、- りぃ未詩・独白107-11-23
クローズ- りぃ自由詩107-9-15
迷い子のホリディ- りぃ自由詩107-7-8
ラブリ。- りぃ自由詩407-6-3
ガラスのシズク- りぃ自由詩403-11-25

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