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陽が次第に落ちてゆるゆると薄暗くなった町を歩いている。信号機の赤で立ち止まる。まだ青が潜むうすぐらく滲んだ空に爪のような三日月が覗いていた。じっ、と真上を見上げればそんな空しかないのだ。雲はどこか、星 ....
その手は冷え切っているから
あなたが春なのか冬なのか
わからなくなってしまいます
つくしにふきのとは
いつもの場所にいません
あなたの背中をさがして
遠まわりして歩いていたら
風 ....
枯れてゆく冬に名前はなく
キャベツ畑の片隅で枯れてゆく草花を
墓標にしても誰もみるものはいない
ただ今日一日を生き抜くことが
大切なんだと、うつむきがちに言う人に
ぼくは沈黙でこたえる、 ....
窓から
射しこむ
ひかりに揺れる
小さな寝顔のうえで
未来がうず巻いている
シエスタ
君は宝島を見つけたのか
シルバー船長や
オウムのフリント
うず巻く海原を越えて
高らかに ....
mizunomadokaさんの帆場蔵人さんおすすめリスト
(4)
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ハロウィンの夜、木星は見えているか
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帆場蔵人
散文(批評 ...
5
19-11-2
どこへゆくのでしょうか
-
帆場蔵人
自由詩
5*
19-3-15
冬の墓
-
帆場蔵人
自由詩
11*
19-2-24
午睡の刻
-
帆場蔵人
自由詩
3
19-2-23
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