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少女は
朝が嫌い
目を覚ますと
いつも
知らない町に
置きざりにされた
気持ちになるから
少女は
朝日が嫌い
朝日は
いつも
こんなにも
世界を歪ま ....
もしも
かなしみのなかのかなしみで
そだつきがあるならば
そのきは
うみかぜのなかで
ぐっとねをはり
えだをすこしずつのばし
はなをさかせるだろう
そのはなは
きっと
すい ....
ひとつの生身である
わたしは
いま
海の声を欲する
この星を覆う
巨大な潮力によって
なんどもなんども
運ばれていく
その声が
遠いきみに
いつか
とどくように
....
花さく野邊のなかで
じっと動かずにいる
一匹の蛙は
わたしです
やわらかな風に
運ばれてゆく
たんぽぽの綿毛にぶらさがった
小さな種子は
わたしです
....
それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。
一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった。
....
初恋のつめたい指先冬のみち
さびしさにレモン投げたい冬の空
小鳥らはだれのために泣いてるの
初恋は曲がりくねって青白く
宝石のように輝け遠い未来 ....
鳴り止まない。
神経だ。
軟らかい。
けれど。
閉じてる。
欠如を蒙るもの。
永遠の?
赦しても。
遠いね。
....
遠くに、言葉の影が、
感情のように、薄く、たなびき、
一本の、けがれ、
遠く、
柘榴のように、
割れて,、
泣き声は、ぼくらの、
母の心臓を、
ともに、
くるはずのない、
....
i
どこにでも空はある
この手元の
ガラス瓶のなかにも
耳を近づけると
かすかな雲雀の声が聞こえた
(sky in the bottle)
ii
....
―――― 静かな風が吹き始めます。
感情は涙のようにあふれ、
バラの花びらは、
ぼくらをどこか知らない遠くへと誘うだろう。
ようやくちいさな春がやってきた。
ようやくちいさな春はやってき ....
静かな風が吹き始めます。感情は涙の滴り。イバラの花びらはぼくらを遠くに抱きます。ようやくちいさな春がきましたが、ようやくきたちいさな春は、白い舗道の悲しい小学校に続いていました。香りの道にそって、夏の ....
ゴースト(無月野青馬)さんの青色銀河団さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
5
14-10-13
風葬
-
青色銀河 ...
自由詩
8+
12-9-18
あいたい
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
12-6-11
春
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
12-5-27
風のにじみ
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
3
11-2-13
冬(一)
-
青色銀河 ...
俳句
3
11-2-6
光。蜥蜴。
-
青色銀河 ...
自由詩
2
09-12-13
空は遠くまでずっと続いて
-
青色銀河 ...
自由詩
1
09-10-4
Sky_in_the_Bottle
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
8
09-1-28
静かな風が吹き始めます。
-
青色銀河 ...
携帯写真+ ...
2
09-1-27
落陽の標本箱
-
青色銀河 ...
未詩・独白
5
05-9-14
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