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季節と季節の繋ぎ目になると
あたしの手にはささくれが顔を出します

親不孝のしるしだなんて
よく言われるけれど
そうしたらあたしは
年に四回も親不孝な時期があるのかと
すこしがっかりする

もう蝉も鳴 ....
それは
ほんの小さなことで

二つ並んだお揃いの箱

「中身、当てるから言わないでねっ」

そう言った君がかわいくて
んーって
むーって
蓋をノックする
重さを確かめる
そんなしぐさを眺める僕

 ....
もうすぐ秋だよ
そういう風の香りがする

もっと僕を
欲しがってよ

長い夜の
秋がくる前にね

もっと僕を
夏になりきれないままの陽気


心地よさを感じさせる風が流れる度に
何故か懐かしい記憶が駆ける
まるで実りの薄い穂先を満たすよう
年月という重さはまだ
温もりを保てない水の底にあって
語りかけてはくれ ....
日差し浴び
ぐんと伸びやか私のこころ


海がみたいね
言われて来たよ
海山サーフィンなんでもござれ

ズボン裾
まくり上げて
ひとり遊ぶ
そんなあなたを
しゃがんで眺む


駆けてくる
逆光だからか ....
白い部屋の
白い窓辺のあなたに
向日葵を届けたい


朔の闇夜の月を
輝かせるほど
明るい向日葵を贈りたい


七色の虹が
黄色であふれるほど
たくさんたくさん贈りたい


あなた ....
暗闇が

夜景さえもが
怖くなったとき

いつでも
ぼくのところに
おいでよ

ぼくの腕は
いつでも
きみのものなんだよ
朝の子が
帰っていく

いちにちの
つとめを終えて

ピンクのグラデーション

さよなら

また
明日
あえるね
透明な風が
ぼくらを包む

夏の香り
夕暮れの風

きみは
笑うけれど

ねえ
今一瞬だけ
真顔で言わせて

きみは

きみのままでいて

きみのすべてを
ぼくが肯定するよ

無理しなくて
いいから
 ....
小さな太陽が
点々と続いて

水面にまで
その光を落としている

泣くもんか

景色が滲んだって

泣くもんか

新しい橋を
渡るよ

灯が
ぼくを導いてくれるから
天空が開いた

光の梯子

天使が舞い降りる

お願いだ

ぼくを連れて行って

憧れの空の上

待ってるひとが
いるんだ

でも

天使は帰っていく

空が雲に覆われる

人々の願いは
いつだって
 ....
蜻蛉が雫に映るとき、
雨の一粒一粒に
空は宿る。
濡れては飛べぬその羽は、
悲哀の純度で透きとおる。


雨の最後の一滴が
蜻蛉の羽に落ちるとき、
無数の空は連なって
ひとつの空を ....
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