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季節にはまるで関係のない温度に
振り回されていた僕は
全てを吐き出せる場所を
作ることにした
それは近所のスーパー「オオゼキ」の店先に
特価980円で売っていた
....
いちまいの
空の向こうに
空がある
「まるで心のようだ」
とボクが言う
「もちろん」
とキミは笑う
乳白の空へ電車は走る
「一緒にどうだい?」
そう言われても
なんとなく僕は起きただけ
まだまだ地上で夢見たい
「それならお先に」
と電車は消える
窓の ....
ながめるほど
とおくもなく
ふれるほど
ちかくもなく
るるりりらと
ボクのいしきが
きゅうじつを
あるいている