すべてのおすすめ
わずか一小節程の残像を残して
君は飛び立ってしまった

それは砂粒のように粉々に散らばり
私の生きる所々にふと
瞬間を運んでくる

まるで他愛もない他人との会話の中に
あてずっぽうに出 ....
暦を焦がすようにして
君を忘れていきます

久しぶりに私の想像するところ
君は今でも顔の前で手のひらを上に広げて
風を乗せたり散らしたり
不明瞭な気配を集めたりして
今日を楽しんでいるの ....
ねむたくて ねむたくて
ほんのちょっとだけって
目をとじたら

夜のくぼみに
ポチャンと落ちてしまった

うす目をあけて まわりを見たら
そこはとろんとした 夜がみちていて
ぼくは ....
ジャイコさんの松本 涼さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残像- 松本 涼自由詩409-11-11
手紙- 松本 涼自由詩509-7-27
夜のくぼみ- 松本 涼自由詩608-12-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する