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とあるマスターはこう言った
「一時の情に流されてはいけないよ」
と 熟練の笑みを浮かべながら言っていた
手元には注いだばかりの冷えたグラス
何度目かのおかわりすら忘れれば
カチリ ....
わたしは蓋をしめていた
あきっぱなしのものを見てしまうと
得体の知れない
なにかが
侵略をしに来るのではないか
感情は青ざめ
そして おののくのです
気付けば穴をみつめて ....
ねこバスをおりて走れば森の道
裸足でならす五月の姉妹
ねこ紳士希望を連れて空を蹴る
胸に抱くは夢見る少女
もののけが太古に生きる彼の地での
奪う命と生きてく力
迷い込む秘密 ....