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誰にも見られたくないものを
何故、あなたは見ようとするのか
誰にも言われたくないことを
何故、あなたは言おうとするのか
誰にも感じられないことを
何故、あなたは感じようとするのか ....
晴れた日に
空を見ないなんて
空がもったいないと思う
いつもと同じ
車窓からの景色も
晴れた日は ....
わたしのなかで
剥がれおちたなにか
そのなかにある
あかいかたまりのなかの
あかいわたし
剥がれ落ちたわた ....
今はもう忘れてしまったけれど
たったひとつ、
おぼえているものがあるとするなら
朝の理科室で
フラスコに入れた無色透明な液体 ....
むらさきにしずむみずうみの
せをはしるあめのかげは
せつなのおもいつなぐための
ひびわれのなかにひかる ....
何もない深い海に
沈みたいときがある
そんな気持ちが
突然わたしから出入りする
たとえば地下鉄の窓からや ....
深い胸の奥
求めるものは何だろう
ありきたりなことばだけの感情ではなく
細やかだけれど
静かに燃えている
わたしのなかの
赤い熱 ....
光の畏怖に
高揚する妄想
朝陽に翳した赤い煌めきに
目を覚ます薔薇色の希望
天を見つ ....
琥珀という石を
手にしたことはないけれど
見つめたことがある
黄昏に凍りついた壁の向こうに
眠る葉や虫たち
....
雨を眺めていると
胸の奥が軋みだす
いつかの転んだ日の傷を思い出して
こんな日に新しい服なんて
着てくるんじゃなかったと ....
大陸に境があるように
海に海域があるように
わたしにもわたしの
ボーダーがある
あなたというボーダー
超えてはならない
神の領域
超え ....
薄暗い蛍光灯の下
酌み交わされる連夜
求める度に沈んでいくアルミ缶の蓋の底は
小さな深い闇
時折、
淡い春風が吹いても
そこだけが時が止まっている
空の缶と空のグラス
窓越 ....
到達出来ない極みがある
それは遥かなる山上の氷のなかに咲く花のように
近づこうとして
近づいてはいけない
わたしは、
ビニール袋を口にあてがう過呼吸症候群患者のように
こと ....
どこかで
見たことのない
同じ夜を告げるのならば
眠らずにいよう
刹那の翳りも惜しまずに
空が目を覚ますまで
満ち欠けを繰り返し
地上を見つめ続けるのは
この世界の何かが
わ ....
風はどこからくるのか
行方もわからなければ
くる場所さえわからない
それはわたしが
生まれた理由と同じ
自分には風がないと
あなたは云う
わたしにはみえる
あなたの風
....
……とある蛙さんのあおい満月さんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
種
-
あおい満 ...
自由詩
19*
14-8-20
『空のことば』
-
あおい満 ...
自由詩
15*
12-4-21
『かわむき』
-
あおい満 ...
自由詩
11*
12-3-1
『枠のなか』
-
あおい満 ...
自由詩
12*
12-2-11
『むらさきにしずむ』
-
あおい満 ...
自由詩
4*
12-2-1
『深海』
-
あおい満 ...
自由詩
9*
12-1-8
『幻』
-
あおい満 ...
自由詩
8+*
12-1-5
『ガーネット』
-
あおい満 ...
自由詩
4*
12-1-3
『燃える琥珀』
-
あおい満 ...
自由詩
9*
11-12-26
『ビニール傘』
-
あおい満 ...
自由詩
6*
11-9-22
『ボーダー』
-
あおい満 ...
自由詩
4*
11-7-2
『早春の夕』
-
あおい満 ...
自由詩
5*
11-2-12
『氷のなかに咲く花』
-
あおい満 ...
自由詩
4*
11-2-6
『月は眠らない』
-
あおい満 ...
自由詩
5*
10-5-11
『風は』
-
あおい満 ...
自由詩
4*
09-7-26
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