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唐黍を蒸す
蒸す蒸す
蒸してから喰らう
食うとは異なる表現でかっ喰らう
腹がふくれるまで喰らう
麹町まで出かけていって喰らう
 ....
                  121018

カ行に溺れて真っ逆さまに転落し至った果てが奈落の底
現在の表現だと地獄の底と言うことになりますかねと
来るべき総選挙のことを少しだけ考えなが ....
                   120823


ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
 ....
                    120801

根抵当権を掘り出しては日に曝し乾かして燃料とするのだとよく分からないことをおっしゃるあなたはのの字を掌に書き飲むふりをする
同じことをしま ....
                 120729

ピークチト
ジッコウチの違いを知らぬ中学生は
壊れてしまったメーターの指針を眺めたままため息をつく
無酸素も極めたし
いくつものピークに達 ....
                         2011年07月31日
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 ずいぶん昔に観光旅行で訪れたことがあり、晴れていてコバルト色の湖面が美し ....
                            2011年08月04日


{画像=120706194857.jpg}



そのように昔から決められている。だからそれに異を唱え ....
                      2012年04月22日


 表題はゴルのタイトルですが、いつの間にか4月も下旬に入り些か慌てております。
月初めに遡上できるものならば遡 ....
                 120218



博物館に向かう途中
遠くに動物園が見えると聞き
そのつもりで左方向を眺めたが
生憎、整備工事が行われていて
遠目が利かない
そ ....
               120102



うれしかったことはなにもありません
うまれなければよかったのにと
憎まれ口を叩く腹の上に360キログラムの石を載せる
どすんと落とし ....
              111230



誰でもすぐ書けますと
エッセイ教室のお誘い電話が鳴り響く時に
夾竹桃の花弁がほろりと落ちて
足下に赤い輪郭を記す
ほろりと落ちる度 ....
                   111222




江戸城外堀を3ヶ月で掘ったエネルギーの蓄積が現在の日本にも潜んでいるのだと解説者は力説するが、大東京と大逢坂が鉢合わせする摩擦熱 ....
          111010




花電車がやってくる日に
チョー簡潔な祝いのお品
チョコレートのパイを焼く
暖かいうちに運ぶんだ
横断歩道の先にある
プラットフォームには人 ....
                 110916




○○地方は120ミリ
新たな水害も予想されますから
雨の降り方にはご注意ください
天気図の指し示す先には
2つの台風が同心円を ....
                110826


山本さんの奥様は
それはそれは奥ゆかしくて可愛くて声が良く
無口な山本さんの奥様にしておくのは惜しいと
陰口叩く人も居て
可愛い子と3 ....
              110810




わたしのだいすき
わたしのすきなわたし
だいすきなわたしがわたした
わたしがすきなわたしは
 わたしもりがすきなあめんぼう
 ....
                 110729
朝が早い
草の息吹を聞きながら
根本を這う生きものたちに嫉妬して
火炎放射器をぶっ放す
燃料が無くなり
あたりはうっすらと黒こげになっている ....
                   110714


単純な気候に憧れた猫の眼を考案して真空管ラジオに付けてみた
電源を入れるとみるみるうちに緑色に光り、選局する度に眩しそうに瞬く
これは ....
              110701



ありふれた放射性同位元素を探し
地球を三周くらいした後に
原始人の顔をした博士が暖簾を潜って入ってきたときに
味噌ラーメンを啜ってい ....
                110627




化け物といわれた男
おとこなのに乙子と呼ばれるのは大嫌い
蒲柳の質で
ウィルス感染を恐れ
人混みを忌避した
老いて
関節リュ ....
                  110609




日が経つと
降り積もった雪も堅くなる
かじかんだ手でスコップを掴み
腰を伸ばし
柔らかそうなところに
突き立てた
音もな ....
            110412


ふしだらな
感じやすい
企みを
ひそかに抱き
か細い悲鳴をあげて
かわは流れてゆく
拡がる景色の果て
外国船が汽笛を鳴らし
風が凪いだそ ....
               110221


どのキィーでもいいのですと
演奏家のお兄さん
とびきりの笑顔を向ける
今年85歳の父が
謡いたいといい
出せない声を張り上げる
初めて ....
            110211




逆上がり
冷たい夏の
夾竹桃
今日は雪だ!
子供たちは喜んでいる
大人達は渋い顔
老人どもは諦めて
猫の炬燵を用意する
第2国道 ....
                  110103



プレート損失40ワットでは
寿命1850時間
うーむと唸りながら
真空管アンプに
電源を入れる
微かなノイズのあ ....
          101220

お金と引き替えに
ようがすと
鷹揚になんでも引き受ける気で居たが
昔話の男のようには太っ腹でなく
今朝も寝過ごした
アーァと口から漏れるターザン ....
         101218


茶葉が
ポットの中で
踊っている
朝と
昼と
夜と


これ以上、蒸らさないで
                 101105



もうちっと
もうちっとですね
もうちっとで冬ですね
河原のネズミも慌ててる
ほじくり出した獲物を咥え
呑み込む暇に走り去る
水 ....
                     100905




いつかの
間違いのない期間を
充実させた大型の骨組み
シロナガスクジラからコクジラにイルカ
8月の醤油樽は乾ききって ....
                 100809




価格破壊の角笛に
トロンボーンが負ける
金属が貴重なのだと
トランペットが慰めて
バスーンも頷いて
傍らのクラリネットに愛 ....
……とある蛙さんのあおばさんおすすめリスト(74)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- あおば自由詩5*12-10-28
キイー!- あおば自由詩5*12-10-18
抜群- あおば自由詩9*12-8-23
- あおば自由詩7*12-8-1
ピーク- あおば自由詩2*12-7-29
摩周湖- あおば自由詩10*12-7-8
虹の色は七色- あおば自由詩11*12-7-6
4月1日から遡上- あおば散文(批評 ...5*12-4-22
動物園- あおば自由詩8*12-2-20
竜言飛語- あおば自由詩10*12-1-2
師走の包絡線- あおば自由詩8*11-12-30
スマホ(お利口な多機能型携帯電話機?)が犬橇を曳いてゆくね- あおば自由詩6*11-12-22
花電車- あおば自由詩9*11-10-13
呪文- あおば自由詩8*11-9-16
天使と悪魔と山本さん- あおば自由詩4*11-8-27
わたしがきらいなわたしがだいすき- あおば自由詩8*11-8-11
ガジュマロ- あおば自由詩5*11-7-29
窒素ガス- あおば自由詩4*11-7-15
誰も貴方を呼ばない- あおば自由詩10*11-7-1
ばけもの- あおば自由詩5*11-6-27
おとなのえこのくに- あおば自由詩5*11-6-10
ぷらちな- あおば自由詩7*11-4-13
エニー・エンター・キー- あおば自由詩4*11-2-21
さかあがり- あおば自由詩7*11-2-11
ヒートテックに花束を- あおば自由詩8*11-1-3
それを言い訳に- あおば自由詩7*10-12-21
茶葉- あおば自由詩7*10-12-18
先っぽの鴉- あおば自由詩4*10-11-5
うろおろのむし- あおば自由詩6*10-9-5
やさしいし- あおば自由詩5*10-8-9

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