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川べりを歩くように
線路沿いを歩く

この街はせわしないから
列車に幾度も
追いつかれては追い越される

たくさんの人の思いが
列車に乗って
近づいては遠ざかる

まるで別の時間 ....
白く清潔な四角に
閉じ込められる夜は

寝返りばかりうっている

シーツのまだ冷たい方へ
    まだ冷たい方へ

そうして考える
あの人の隣りにいた頃は
右向きに寝ていたんだっけ ....
悠祈さんの衿野果歩さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
流水- 衿野果歩自由詩2*09-5-26
夜の淵から墜ちる- 衿野果歩自由詩309-5-19

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