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ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ....
いのちを使ってるか

時代や場所にも負けないほどの

それはいのちなのか

いのちを使ってるか

そのうえをだれかが歩くほどの

それはいのちなのか


春夏秋冬に感じている ....
夜を歩いていると

町が優しく見えるようなことがある

いま抱えていることも忘れて

風や足音や

ひかりや匂いにこころを放つ

さらさら揺られながら

すべてを失いながら
 ....
寺からオレンジいろの灯

今宵晴れたムーンライト

ひとりたそがれ繰り返す

こんなにも月があかるい

ちぎれ雲が水墨みたいだ


しあわせだ

冬枯れの森林公園

夜空 ....
優しさと痛みをくっつけてくれるのは

あたたかさだった

優しさと痛みだけなら傷つけるだけだった

冬の光のような

さわやかな絶望と楽しげなかなしみ

太陽と地球の距離、そのあた ....
ひどいことされて

それを正当化されて

お金や時間や尊厳をうばわれて

泣かされて

うらまず

なやまず

うれいを持たず

生きていくには奇蹟が必要だ


ぼく ....
街角にはロボット

ロボットのつぎは鹿

さいごにセンサーを外した俺たち

ブドウ畑が青白いひかりを浴びている

モーティブから落ちて怪我しようが

まるでかまわない

まだ春 ....
平成だ

まったく平成いがい

ない光景だ

汚れていく緻密な先端

つきまとう

粗雑な日常のひかり

平成だ


砂漠に水をまこう

焼け石に水かけよう

傷 ....
霜降りた田園のあとかたに

朝日の残滓が

それは早すぎる追憶

天涯より撃ちつけられる萎び

もう戻れない日々のなかにいる


最初からなければ良かった原発

誰にでもある ....
小林螢太さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
山口の夜- 吉岡ペペ ...自由詩717-2-5
いのちの唄- 吉岡ペペ ...自由詩517-1-24
不死鳥のような夜- 吉岡ペペ ...自由詩517-1-21
少年時代- 吉岡ペペ ...自由詩1317-1-14
工場とららぽーと- 吉岡ペペ ...自由詩817-1-9
奇蹟- 吉岡ペペ ...自由詩716-12-28
ふくよかな時代- 吉岡ペペ ...自由詩616-12-25
平成の光景- 吉岡ペペ ...自由詩416-12-23
黄昏る- 吉岡ペペ ...自由詩716-12-17

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