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痛む目頭を押さえ
溢れそうな感情を抑えている

救いは目に入らない
意識が捕らえたがるのは


  真面目に選ぶ事も無い悲しみや焦り


何故?
どうして、
繰り返され ....
星屑のドレスを身に纏い

音譜の風に黒髪をなびかせる

彼女の足元で

青いガラスの靴の音が

きしきし、

夜の世界に響き渡っていた



ビロー ....
春が足元に
一夜限りの花びらの星座を描いた



夏の夜の夢は
浅く長い ひとつの戯曲のようだった



秋に降る火球の
行き着く先は誰も知らないまま


 ....
踏み付けられた
つぶされた
わたしはそれでも
生きている


揉みくちゃになり
みっともない
姿になっても
生きている


茎が折れて
羽根のような葉もちぎれ ....
境界線は今日も

曖昧さを保つようにして

空は青と白の始まりと終わりを

見失ったまま浮かんでいる



朝と昼を跨いだはずなのに

わたしはその境目を

 ....
まとまらない
まとめたくない

心 自由に泳がせて

瞼の裏の水辺に浮かぶ
貝殻は過去のぬけがら


まとめる気がない
今日という一日を
どんな糸もすり抜けていく ....
その森は 迷う為の場所で 






正しさや真っ当さ

綺麗な水 清潔なもの

そんな美しさを含むものが

自分の中で過剰に飽和した時に

一旦総 ....
狭い夜にいつまでも耳鳴りに似た静寂が居座って

私は緩やかな速度で平衡感覚を失っていく


何も無い訳ではないのに何も掴めないこの手には

言葉にもしたくない汚れだけがこびりついてい ....
小林螢太さんの葉月 祐さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不器用な縫合- 葉月 祐自由詩12*17-1-4
She_(is)_in_the_sea,- 葉月 祐自由詩5*16-12-19
『よるのうた』- 葉月 祐自由詩5*16-11-18
生きていくこと、- 葉月 祐自由詩12*16-11-11
マーブルは静かにとけていく- 葉月 祐自由詩6*16-11-6
ほどいてしまおう- 葉月 祐自由詩9*16-11-3
解放の森- 葉月 祐自由詩11*16-10-31
『お菓子をくれなきゃ』- 葉月 祐自由詩4*16-10-30

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