すべてのおすすめ
蒼い優しさに触れ
眩暈の空に包まれる

流星の矢に射抜かれて
陶酔の海に沈み行く

絡みつく潮風
生暖かい夏の夕べ

白いシャツに透ける躰
触れる指先に伝わる鼓動

羽化したば ....
零した涙
ほころんだ笑みが
私をつくった

超えた
山や谷
全ての試練が
私をつくった

受けた愛
憐れみ
恵みが
私をつくった

今 
私はどんな
形をしている?
 ....
鰯よ おぬしを 食うてやろう

頭から むしゃ むしゃ むしゃ と  食うてやろう

大海原で 餌を求めて 泳ぎ回った おぬしを

むしゃ むしゃ むしゃ と 食うてやろう

人間様に ....
朝霧の川面に白鳥が数羽 

水は緩やかに流れる

この世の絵の具では表現できぬ

この景色なり

ああ なんという世界

うたたかの夢

まどろみながら

さまよいながら
 ....
ビルの谷間に 転がるように のぼる満月
ひとりきり ひとりきり 旅するうちに
道を間違え 失った夢の数々
 
真夜中の 交差点を すれ違う人の群れ
嘘つき女が 札束を数えるエレベーター
拒 ....
愛の掟とは 与えるとは
と裸の人間が宣う

悦楽のマリファナに酔いながら
夜の街をさまよい歩いても
孤独な亡霊達に笑われるだけ

太陽の中に蒔かれた矛盾という種は
滅びという果実を結ぶ ....
汚れきったダイヤモンドを
土の中に隠し持って
ひたすら澄ましていた
ずっと澄ましていた
不自然な清らかな微笑みを
見抜かれぬよう
震えていた長い冬
誰かがきっと待っていたのだろう
無条 ....
小林螢太さんの星丘涙さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思春期- 星丘涙自由詩10*17-2-17
私というかたち- 星丘涙自由詩4*17-2-14
鰯よ- 星丘涙自由詩7*17-2-10
天路歴程- 星丘涙自由詩4*17-1-11
満月の物語Ⅱ- 星丘涙自由詩6*17-1-8
冬の花- 星丘涙自由詩8*16-12-30
死の中で生きる- 星丘涙自由詩5*16-12-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する