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注ぐべきグラスに冷水 愛 流出


鉱物へ降りゆく叡智シリコン結晶す


理性の手 物質変容 地の満潮
白塗りの舞踏踏み込む現存在


現前のうねる筋骨でペン走る


キシキシと削ぐ肉体で5・7・5
{引用=角川の「俳句」5月号の金子兜太氏の揮ごう「土」を見て。}

一歩二歩耕す土に歩み寄る


苗木植え土に会話の汗 清く


長靴を履いて水まく耕作地
人界に白蛇の姫の現れて


相模原白蛇の波動いと高き


うつつには白蛇ワープの名残りか
撃て 撃て 浄化の雨眠りの中で


暴風雨 窓たたく音が心放つ


しんみりと更けた夜に点る霊
このように天空の街に風吹いて


光満ち風吹く街のラピュタなり


風強き空と一体地の街は


空の街 地の街 境いこの大空


地の街を吹き抜ける風 空の風


地の街 ....
都市昏き蝶の光跡てでふるる


揚羽蝶さみしき都市を輝きて翔ぶ


鱗粉の都市舞おりて照る道路
オリーヴさんの俳句おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神_愛の流出また楽し- アハウ俳句209-5-8
美貌の青空- アハウ俳句109-5-7
揮筆「土」- アハウ俳句209-5-7
相模原の白蛇- アハウ俳句209-5-3
きっと浄化の雨の降る- アハウ俳句409-4-21
ラピュタの風- アハウ俳句3*09-2-21
- アハウ俳句109-2-18

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