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龍のみち
風のかたち
青より高く
のぼってく
うろこ きらり
こころ ひらり
わたしも翔んで
空をつか ....
買いものの途中
「ちょっと 待ってて」 と
ふいキミはどこかへ
子犬みたいな笑顔が
走って もどってくる
その手には
青いリボンをかけた小さな箱
....
太陽のいろの
バケツが
雨に晒されてる
静かで
雨の音しかしなくて
わたしは
ただ
壁にもたれて
泣き続けて
わかちあう わたしは
みんな わたしたち
花をわかち
春をわかつ
街をわかち
ふるさとをわかつ
笑い声をわかち
淋しさをわかつ
本をわかち
音楽をわかつ ....
散ったさくらを 追いかけて
やさしい手のひらが咲く
痛みも 悲しみも 別れも
あなたのくれたものなら
何一つ手ばなしたくは
ないのですが
白い手のひらにのせて
すべ ....
夕焼けは
心がちょっと
キュッとなる
日が沈む
なぜか寂しさ
湧き出して
明日もまた来ると信じて帰り道
1日の終わりにちょっと振り返る
私は何を残せたのかな
足元に広がる
春の柔らかな
日差し
言葉と色にあふれたふきのとう
心に焼き付いて忘れられない
こんな時
うまい言葉が浮かばなくて
あなたに贈る一枚を千枚めくって探す
ゴールデンベル
春を運ん ....
*
涙と涙の間に
栞をはさみ
今は…
そっと綴じて置こう
開かずに
閉じ込めることなく
いつか
そっと開く日を
空の色を眺めながら待っていよう
*
春告げの風が運ぶ
柔らかな陽射しの下 ....
その風の名前は知らないけれど
黄色い砂を連れてやって来るその風の後には春が訪れることなら知っている
そこが何処に在るのかは知らないけれど
3月の空の青を背に、辺り一面に咲く菜の花の黄色なら知っ ....
凍てついた太陽の下で僕は笑えずに
澱んだ空の隅っこに温もりの床を探す
それは冬のこと
日向に微睡み
夢見心地に酔いながらねえ…
ずっと、そっと
人知れず
浮かんだままで居れたらいいのにね
(僕 ....
空を溶かしたような
この海が
わたしの心の奥の奥を
綺麗に洗ってくれた気がしました
空と海が重なる此処なら
泣いても
全て飲み込んでくれそうで
心の雨もどしゃ降りに
降らせてみれば
....
息を吐く
真新しい白が
光を抱いてキラキラと
唇に溶けた
寂しさを消すように
この掌を差し出すと
綿毛のように柔らかな白が
指先を凍らせて
まつげにとまった
笑い声は幻想のなか
となりに風が並 ....
淡い
花の色のように
でも
美しく
確かに
たくさんの ありがとう
を
経験しました
かすみ草のように
小さくではありますが
役に立てて良かったです
もらった分を
倍 ....
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