すべてのおすすめ
ぼきっ
骨ばったゆびの折れるおと

まるで、マリオネットのよう
一人では立てない私を君は何故慈しむの?


『早く治るように』


そういって塗ってくれた薬は
今でも確かな熱を保 ....
悲しき道化師の夢を見た

がらんどうに流れる残響
琥珀色の朝日

笑顔の仮面は外れることなく
重い鎧をつけたまま

笑いながら、泣いていた
笑いながら、怒っていた
笑いながら、哀れ ....
「君がいなくなった後の話をしましょう」


二人で見つけた、魚の形をした雲
毎日せっせと泳ぎ続けている
月のうさぎはもちつきをして
夏の音は歌を唄い
紅葉は静かに路を染める

 ....
生きていく事がひどく
滑稽に思えてきたのです

紡いでいく朝
邪な思いを甘やかす小部屋

この道の先にあるものは
高が知れているだろうに

私は今日も滑稽な光に
身を委ねる

怒声が聞こえない
クラ ....
触り心地、なんて
求められても困るのよ

今日も私はきみの手に
小さな小さな傷をつける

いたい、と小さく泣いた声

そっぽを向いて
聞こえないふりをした


うさぎさんの所で ....
すでに巣食う私の心には
あまりにも重い言葉だと思うのです

色に例えるなら、情熱的な赤
でも、静かに降り続ける霧雨のように
柔らかくこの手を濡らすもの

傍から見れば「幸せの象徴」のよう ....
君の心に特製ギブス
命の色を消しましょう

痛い、痛いと叫ぶなら
治るまで傍にいてあげる

真っ二つに折れた心
きっといつかは元通り

君の心に特製ギブス
流れる紅(あか) ....
星屑に夢を抱いた
光り輝くその存在は
とても美しいものに
見えたから


雲に夢を抱いた
自由自在なその存在は
とても優雅なものに
見えたから


星屑と雲と夢

 ....
私を降ろしたあの汽車は
星の路へと駆け上がる

手には破られた乗車券
夢を追うことに疲れたんだ
信じていた言葉の羅列も
いつしか色を失くしてしまった

思い出すのは、仲間の笑顔 ....
うふふ
みんな、知らないんだろうなあ
朝起きてご飯食べて仕事して
帰ってご飯食べてお風呂に入って
家族と会話して、ネットして、疲れて眠る
それだけのことが、こんなに
こんなに幸せで楽し ....
“熱が冷めた”らしい。

きっと、時の流れが君の心に入り込んで、少しずつ熱を奪っていった結果なのだろう。
幸福や悲しみ、怒り。
時間には、様々な熱を冷ます効果があるって聞いた事がある。
 ....
濁った瞳で
君を見ていた。

損と得を天秤にかけて
−+で合計だして

得が多いのなら
その手をとろう。

損が多ければ
さよならしよう。


数字が溢れているこの世界。 ....
君という人間が分からない


掴めそうで掴めない君。
手を伸ばしても
あと数センチという所で
泡のように消える。


君という人間が分からない


必要とされてるのか。
され ....
ルナさんの三奈さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠れる森- 三奈自由詩810-7-31
クラウン- 三奈自由詩710-7-11
エピローグ- 三奈自由詩410-6-19
斑(まだら)- 三奈携帯写真+ ...10*10-5-26
殻に籠ったハリネズミ- 三奈自由詩8*10-5-9
拝啓、夏目先生- 三奈自由詩4*10-4-12
特製ギブス- 三奈携帯写真+ ...410-4-3
残骸- 三奈自由詩510-3-5
夜汽車- 三奈自由詩6*10-2-13
「日常生活」(連詩)【チョコドー緊急企画】MARINO&三奈- 三奈自由詩310-1-14
冷めた熱の行方- 三奈自由詩12*09-9-20
数字に埋もれる- 三奈自由詩8*09-9-6
鏡の前にて、結論。- 三奈自由詩709-4-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する