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雪の降る
私鉄のホームで
自称詩人の死に方について
考えている
自称詩人だけが苦しんで
苦しんで、苦しんで
苦しみ抜いて
他の一切の人が
誰も嫌な思いをしない
死に方────
ビー　.... 強力な粘着材を
敷き詰めた部屋に
自称詩集出版というネタを
エサに呼び出して
誘い込んで突飛ばしたら
しめたものだ
身体全体が粘着材にくっつき
どうやっても
動くことが出来ない
やが　.... チンポと呼べば
チンポと応える
診療内科の受付で
「チンポ」
「なんだい?」
燃える恋心
二人は若い

診療内科へ
防火服を着て、ヤマト消火器を
背負って行こうとしている時点で
　.... この理論があれば
おねえちゃんを
キャバクラで働かせて
自分は昼日中
酒飲みながら
クソみたいな自称詩を書いて
暮らして行けるらしい

それを発展させたのが
M理論らしいが
私はソ　.... チャイルド44は
読むと
猫シチューが食べたくなるので
一種のグルメ小説と言えなくもない

猫好きを気取っている
自称詩人だって
大飢饉になりゃあ
猫狩りして
骨の髄までしゃぶり尽く　.... 中学一年のとき
後に野球部主将となる
円行寺くんに
下駄箱で告白されました
僕はノンケでしたので
その思いに応えられなかった
僕はその時
松田聖子に夢中で
彼女を想像しながら
毎日覚　.... 帰宅すると妻がキレていた
子供が泣いている　上手にお座りしながら

帰りが遅いとキレていた
仕方のない理由　会議とラインしたが既読スルーだった
育児中のストレスを二人で割っているつもりだけれ　.... 染色体の一本多い、３才の周が
初めて言葉を発した
「それ…」
僕は身を乗り出して、聴き直す
「え、なに？」

目が覚めた――（なんだ、夢か…）
布団からひょっこり顔を出して
周はまだ、　.... 脅迫状にハートマークがいっぱい 君はちょっと人より黒目が、大きいね
君はちょっと人より睫毛が、長いよね

今夜も、薄ら目を開いて眠り
夢見る二才の君は
人より染色体が一本多くて
まだ喋らないし、歩かない

ちょっと風　.... 友人に流行らない居酒屋の店主がいる

どうしたら流行るかと相談された



別に流行らなくてもいいじゃないかと言うと

流行らなくてもいいが　そこそこの客は来て欲しい



　.... 「かわいい」
保育園の部屋に初めて入った周を
年長の女の子が、迎えてくれた

「じゃあね」
僕と妻はにこやかに手をふって
若い保育士さんに抱っこされたまま
きょとん、とする周をあずけてか　.... 「会社が潰れるかもしれない…」
夫が青白い顔でポツリと言う

「そう。じゃあ、じたばたしても仕方ないわね」
私は、パッションフルーツ入りの
プレミアムヨーグルトを食べながら答える
視線はス　.... 代表戦となればそれがワールドカップだろうが親善試合だろうが街は青いユニホームを着た日本人で溢れかえる。サムライブルー。ジャパニーズオンリー。胸には八咫烏。我等をヤマトへと導きたまえ。

居酒屋もパ　.... ぼくたちは青信号に照らされて生きている


街は青信号でいっぱいだ
青信号は　沈み　また　昇る


昇ったら　微笑む　
部屋に青信号の　西日が射す


ぼくたちは青信号に照らされ　.... 生きていくために身体を壊す 9月、残暑の炎天下を北から南へ
駅前通り商店街に響き渡る野太くて渇いた音

ﾄﾞﾝｯ！…

三、四拍置きながら、ﾄﾞﾝｯ！…ﾄﾞﾝｯ！…
喧騒とした中、一瞬だけ空気を響かせる
水瓶座(ア　.... 最近、世界どう？

パッとしないヨネ



変わらずの毎日
というか
ダダ漏れの日々

終わったゲームを続けてるみたいな
反現実の海

酔いが覚めないまま歩き続けるのが日課
　.... PART ONE

馬鹿に屁理屈は効かない…………………………………　9
セメントの唄を歌いましょう…………………………… 20
汚いのはだれ……………………………………………… 35
気体　.... めんどくさい病になってしまった
今日やろうと思ってたこと　明日にしよう



めんどくさい病になってしまった
まだ布団から　出られない
自分がつくった　あたたかさだって　信じられ　.... 首のつけね
吸い込んだ
くうきに
想像する
わたしは
かすみのかかった記憶に
繋げたがってる
たぶん
ふゆのさむさに
よりそうんだ
って
言うのは
あまやかなよるを
なでまわ　.... 肩にもたれてきた女

ぐうぐうと

すうすうと


重さがだんだんかかってくる

すでに目的の駅は過ぎ

遥か遠くに

待っている人がいる




海が見え　.... ねえ、どこまでだって
飛んで行けそうだから
あなたに乗って
あなたを漕いで
どこまでだって　いけそう
ずぶぬれに溶けだして
海となって、動こう
くじらの群れがよこぎっていく　.... 私は黒板に大きく書く。
「そして、私は失われた。」と。
教室がざわめく。
先生は私を睨み、教科書を握る。
哀れみにも似た視線が降る。子宮が痛い。
この場から今すぐ逃げてしまいたい。
足元が　.... 昼間の森からはまだあの不思議なメロディーが聴こえるからまだ大丈夫
氷の国の王子はどうしてるかなあ
月の国のあの娘は？



先生、私宮崎あおいになりたい
映画の中の君に

CANCA　.... おれは頭が悪いから
ちょっとしたことですぐに泣きそうなって
女のひとに助けてもらおうとする
ほいで助けてもろたら
どうも有難うとかゆって
またすぐに遠くの地平線のこととか
郊外の高　.... たとえば

スクランブル交差点の

スクランブルしていないところで

深呼吸をする。


そういうことかもしれない。 こんなとこで
一人暮らししてる女の
アパートはめちゃくちゃ質素で
内装がどうとか
隣の空き地が草ぼうぼうとか
それ以前に
とても悲しい

おれが帰るときに
また絶対来てや、とか言う
　.... 引用したよ、
まいにち参照した
（白い大開脚が
　目の前で鰐の口になっていた）
そういうむかしばなしを
なんども読んだ
まだみんなが帰らない教室で
ページをめくり
非常階段で表紙をなで　.... 朝から世界止めんなよマイコーwww
魔法とかいってオペでガタついた体でビーリーｯて跳ね起きる
びっくりしただろ？
って白い歯だろ
わかるよ
だっていろんなマジックをサービスし尽くし　....

馬野ミキさんの自由詩おすすめリスト（364）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
自称詩書く暇があったら首括れ	- 花形新次	自由詩	1	21-12-31
自称詩人ホイホイ	- 花形新次	自由詩	2	21-12-26
自称詩人の火祭りカレンダー	- 花形新次	自由詩	2	21-12-21
超ひも理論	- 花形新次	自由詩	1	17-11-25
猫殺し	- 花形新次	自由詩	1	16-1-25
マス岡きっこ「ホモダチ」	- 花形新次	自由詩	4	15-12-21
イクメンには届かない	- 朝焼彩茜 ...	自由詩	23*	15-3-17
朝の日記	- 服部　剛	自由詩	12*	14-11-9
脅迫状にハートマークがいっぱい	- 北大路京 ...	自由詩	5	14-8-6
夢の木	- 服部　剛	自由詩	4	14-8-4
海面ハンバーグ	- 八男（は ...	自由詩	2	14-6-8
小さい靴＿—入園の日に—	- 服部　剛	自由詩	16	14-4-25
プレミアムヨーグルトを今日も買いに	- 夏美かを ...	自由詩	31*	14-3-23
サムライブルー。ジャパニーズオンリー。	- rabbitfighte ...	自由詩	2*	14-3-14
西日が射す	- 八男（は ...	自由詩	3	12-12-3
生きていくために身体を壊す	- 北大路京 ...	自由詩	15*	12-11-23
祭りに見る聖闘士星矢(セイントセイヤ)との考察	- TASKE	自由詩	2	12-9-10
むなしいのさこの世界は結局	- 青木龍一 ...	自由詩	6	11-8-12
ピチカカ反応	- 若原光彦	自由詩	5*	10-6-27
めんどくさいから	- 八男（は ...	自由詩	4+	10-2-9
あなたが目覚める朝に	- よ	自由詩	1*	09-12-26
ある夜の車両で	- 八男（は ...	自由詩	3	09-11-29
lily,my_girl,so_sweet,so_sweet	- 丘野　こ ...	自由詩	2	09-11-21
片隅のさっちゃん	- mad.rabby	自由詩	3	09-10-24
世界中の女の子たち	- ゆりあ	自由詩	6*	09-10-1
Fourth_of_July	- 捨て彦	自由詩	4*	09-9-18
見つめ直す	- かとうゆ ...	自由詩	3*	09-8-30
アパート	- 捨て彦	自由詩	4	09-8-27
配達	- 丘野　こ ...	自由詩	2	09-6-30
?	- 丘野　こ ...	自由詩	7*	09-6-26

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