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今日は月が邪魔しないから
夜更かしをしよう
暗闇に紛れてしまえば
溶ける感覚に目を閉じて
私はもう何者でもなくなる
誰かと何時でも繋がれる
人工的な明かりは
電源を断ってしまえば
....
雲が白く山肌を覆う
そんな雨が途切れた夕方に
幻を見たような気がした
むせかえる夕立の後で
耳元で囁いた
その柔らかい息づかいが
脳裏に焼き付いて
繰り返すフラッシュバック
目眩の底に ....
両手で涙の濃度を測る
海のように青ければ
静に底に沈めて
波を立てるのは
好ましくないよ
言葉で
自分を繕う度に
命は海のような鼓動を
繰り返す
数えきれない程
子宮の中に ....
降りしきる雪に
運命を委ね
去って行くのですね
白い肌は
景色に吸い込まれ
後ろ姿が美しいから
何時までも見ていた
触れあった
指先の温もり
覚えてますか
手渡しで与えあった
....
日常生活が崩れた
声を忘れて
急速に色を失った
周りの景色は
影を残す
あなたたちの声は
もう私には聞こえない
悲鳴のように
耳を突き抜ける
頭の奥でこだました
シグナルは
....
記憶の断片を繋ぎ合わせて
どんな言葉を紡ぐの
頼り無げな唇は
か細い吐息が洩れて
すっと消える流れ星
幾つもの思いを背負って
夜空を流れていく
随分重いだろうに
何も言わず儚げで
....
深い木々の合間を縫う
足元は落ち葉
日は放射状に
するすると駆け抜ければ
布は余韻を保ち
風が戯れる
鳥が鳴いている
羽ばたく音が響き
風が落ち葉を舞いあげて
見上げれば
目眩 ....
静寂のリズム
小さなわたしが震えている
手を差し伸べた
貴方の温もりに
あの頃の私は目を閉じて
身を委ねた小波は
浄化する
醜い私を剥がしていった
星を散りばめた夜空には
言葉な ....
夕陽が照らす
散歩道
道沿いのコスモスは
風に揺れて
とんぼが帰ろうと
飛んでいく
柔らかな秋風
胸一杯に吸い込めば
自然と笑みが溢れて
昔の記憶が蘇る
ぽかぽかと
心を ....
眩しい朝日に目を覚まして
窓を開けると
冷たく澄んだ空気が
まだ開けきらない
僕の目を
優しく撫でていきました
外の町は
少し霧に覆われていて
近くの山は
かかる霧に朝日が反射し ....
淀みなく
澄んだ水面に映りゆく
四季の情景を切り取れば
誰かの笑い声がこだまする
木の葉の隙間から眩しい太陽が顔を出し
汗で光る肌を焦がしてゆく
何処までも続く青い空を追いかけて
休 ....
中原 那由多さんのミツバチさんおすすめリスト
(11)
タイトル
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カテゴリ
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日付
今日は月が邪魔しないから、夜更かしをしよう
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ミツバチ
自由詩
5*
13-7-19
梅雨明け
-
ミツバチ
自由詩
7*
10-7-17
海
-
ミツバチ
自由詩
6*
10-2-21
鷺
-
ミツバチ
自由詩
17*
09-12-21
岐路
-
ミツバチ
自由詩
5*
09-11-7
流れ星
-
ミツバチ
自由詩
7*
09-11-5
森
-
ミツバチ
自由詩
4*
09-10-29
月明かりのリズム
-
ミツバチ
自由詩
5*
09-10-18
散歩道
-
ミツバチ
自由詩
3*
09-10-9
朝
-
ミツバチ
自由詩
6*
09-8-31
思い出
-
ミツバチ
自由詩
2*
09-8-1
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