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君に対して
誠実な言葉を口にすることが
できなくなったのは
君が僕を軽く扱うから
それは僕が
気が付かないまま
不誠実な行為を繰り返して
いたからなのか
ゆっくりと壊れてゆ ....
主の居ない実家の風通しに行って
帰京する日の昼食は
親父が通いつめていたラーメン屋
生前
親父は帰省していた僕が帰京する日には
決まってこのラーメン屋で一緒に昼食を食べた
それだけ ....
眩暈がする
粒のそろった
音の洪水
言葉の洪水
音像/位相/破綻/逸脱
シームレスで繋がる
流れ/溢れつづけるメロディ
美しい旋律
降りしきるノイズ
全てを呑み込もうとするコーラス
....
軽やかな部屋
羽ばたくように
真鍮の鈍い光の反射
中空にあるのは
現世から浮かびあがろうと
何ものにも縛られたくないと
軽やかな意識で瞑想したいと
でも思っているのか
未熟なま ....
専用線の貨物列車を
雑草の生えた線路の際で見送る
ダダンダンダン
ダダンダンダン
それは思いがけぬ速さで駆けて行く
街の風景に似合わぬ
大きな図体に圧倒される
シズシズと ....
夏の夕暮れ
散歩する僕を突き放すように
雲は遠く空を覆っている
沈んで行く太陽に照らされて
黄金色に光っている
あたりには
雨の匂いが満ちてきて
遠くから雷鳴が聞こえる
....
いつかあたりまえのことを美しい言葉で書くことが叶うのだろうか
いつか美しいものをそのまま提示して成り立つ詩が書けるだろうか
ほんとうは人生の意味を掴みたくてたまらないのに
ほんとうは美しいも ....
瀬崎 虎彦さんのkauzakさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
毒
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kauz ...
自由詩
12*
10-3-27
語ることのない物語
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kauz ...
自由詩
11*
10-1-9
不穏である音楽を
-
kauz ...
自由詩
9*
09-12-26
薄暮の部屋から
-
kauz ...
自由詩
11*
09-11-2
北王子線躍動
-
kauz ...
自由詩
9*
09-9-7
夕立
-
kauz ...
自由詩
10*
09-8-23
あたりまえの詩/美しい詩
-
kauz ...
自由詩
14*
09-8-8
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