すべてのおすすめ
夜と朝が交差する一瞬
藍色の空めがけて解かれる
淡い黄金(こがね)の帯
その真中を引き裂いて
真っ直ぐに飛んで行く
お前は名も無き一羽の鳥
霊妙なる森の奥深く
未だまどろみから醒め ....
震災関連番組を見ている
私の背中に
六歳の娘が不意に覆い被さってくる
今朝思い切り叱られて
「ママなんか大嫌い」と
涙を溜めた目で私を睨みつけていた娘が
「ママ、大好き」と言いながら
....
亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった
その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
自分や自分の愛する人が
明日隕石に当たって命を落とすとは
恐らく誰も思わないだろう
だから
いつも通り私達は
目の前の人にお休みを言って
今日という日を
当たり前のように見送る
あ ....
毎週火曜日
下の娘のクラスにボランティアとして入っている
私が話すつたない英語でも
一生懸命に聞いてくれる
小学一年生の瞳には
一点の曇りも宿っていない
恐らくその瞳はまだ
本当 ....
「お母さん、コンデンスト・ミルクっておいしいね!
明日もまたこれ作ってね!」
娘達が練乳をお湯で溶いた飲み物を啜りながら言う
「いいよ。
お母さんも子供の頃 これが大好きだったんだ ....
夏休み最後の日曜日
娘達を連れて出掛けた『ツタンカーメン展』
それまで静かに私の後をついて来ていた下の娘が
王妃の小像の前で時突然口を開い ....
komasen333さんの夏美かをるさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鳥よ—
-
夏美かを ...
自由詩
22*
14-12-5
二千十三年三月十一日に
-
夏美かを ...
自由詩
27+*
13-3-15
亀のいちばん長い日
-
夏美かを ...
自由詩
34*
13-3-8
奇跡が連続するキセキ
-
夏美かを ...
自由詩
21+*
13-2-22
50の瞳の輝き
-
夏美かを ...
自由詩
17*
12-11-21
練乳
-
夏美かを ...
自由詩
19*
12-10-24
ツタンカーメン展と娘
-
夏美かを ...
自由詩
18*
12-10-11
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する