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ふりやめばななめに濡れた傘をもち 地図の無い身を倒して五月

くちづけの無い街に居て想うひと 鏡にうつる身は星だらけ

春過ぎて歩きつかれて血を食べて 想いだしては想いだされて
死ぬように廊下へ寝そべり「冷たくて気持ちいい。」と言う幸福そうに

分度器が空から一億降ってきて 空がまばたきしているみたいだ

放課後に人体模型の目を隠し リトマス試験紙こっそりなめろ

 ....
もとめあうことのできない淋しさはなんてきれいな夕立だろう



ねえ、死にませんかとふいに問いかける硝子のようにうつくしい人



すきまから洩れだした風 ああきみの前世はぼく ....
天井をかき分け浮いてまた沈む浮遊した昼チャイムは重く

ざわつきも混乱も日々続いてく国道沿いを見ては陽炎

いつだって風を待ってる蜃気楼オアシスがすぐそこにある

さみしい季節だと思ってた ....
森未さんの短歌おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふりやめば- はるな短歌313-5-18
学校に行きたい- かいぶつ短歌411-11-6
I_love_you,__Good_night.- とろり短歌711-11-6
何回も夏- 唐草フウ短歌8*11-7-15

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