夜空になみなみと星を注ぐ
暗い夜空が明るい形を描くまで
月に近い屋根の上で熱いココアを飲もう
夜空からこぼれる星屑をコップに受け止める
僕の傍で
黒目が星をうつすキャンバスになる ....
僕はなんでもないという顔をしながら
ぼやけた空を見上げていた
そうしたかったわけじゃなく
僕の掌じゃそれしかつかめなかったから
空に強がりをしてみせる
空に強がりをしてみせる
心にも空 ....
花が咲いた
名も知らぬ花が
花が咲いた
名も無い花が
まるで
自分のようだ
名も知られず
名も無い自分
生きるのに精一杯で
他のものには目もくれず
生きるのに精 ....
気がついて ここはどこだと ふきのとう きらめく空に 大きくのびして
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