すべてのおすすめ
空を鼓のように張り
鳥は屋根を踏み鳴らす
糖蜜の文字
光の名前


爪と半球
蛇行と水源
凍った川をすぎる雨
降る無音 降る無音


午後の光がゆっくり話す ....
虹の渦がひとつ
遠くと近く
ふたつの雨を横切った
誰もいない道の終わりに


とめどないものがとまるとき
夜の鴉が一羽増すとき
心は天地の境をひらき
冬のはじ ....
光が花をまね
朝になる
一房一房が
波を追う



丘を昇る霧
向かい合う手
結晶


くちびるの色を
手鏡に塗り
歯は透る{ルビ雷=らい}
透る{ ....
半月と曇
松明と子
大木の陰
鈴の音の色


ふたつのしずく 川岸の
あちらとこちら 同時に落ちる
ふたつの油
ふたつのむらさき


鏡ばかりがまぶしい暮れ ....
水の上の火
空の姿か
底の姿かわからぬまま
ひとり ほどける


風 息 原へ
去るを見る
砕けるを見る
散るを見る


傘をたたむ
遅い夜の色
ひとつやわ ....
踏切の陽
濡れた傘ごし
枕木を追う
複眼の火



草の管
草の筒
草の洞
あふれでる
穂の明るさ
光の背の道
はじまりの
花の
はじまりに
よみ ....
瑠王さんの木立 悟さんおすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
イカロスの虹- 木立 悟自由詩409-10-12
ひとつ_さえずり- 木立 悟自由詩309-10-1
遠い鈴- 木立 悟自由詩509-9-11
夜_朝_夜- 木立 悟自由詩309-8-22
すぎる水- 木立 悟自由詩809-8-5
ノート(ひらく)- 木立 悟自由詩203-11-12

Home 戻る 最新へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する