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忘れた、ということを
忘れている道草の
風色はそよそよと
帰れないでいる
ほのぐらい影
(さようなら)さようなら
ずっと

うすぼんやりとともるこみち
ぽつり、ぽつり遠くまで
 ....
うららかな日和の空を
しっとりと羽化した蝶は飛び去ってゆく
音も無く今の所

無音を聴いて浮彫にする
みずからの姿を
飛び去ったそよ風に映す
風光る風の色
沈黙の兆しは遠雷 ....
影をさらう
私の視線の深淵には
沈黙が重なり積もって
闇が冴えかえっている
それはそれは
静けさの
みちみちて
無表情におかしいくらい
青ざめ冷たい
微笑だ
いいえ
初めての
 ....
わたくしを。連れ去って下さい
宙をさす断崖の花
月虹の門はひらかれている

太陽風の遺伝子がほとほとと
あるく雲の上へ
声のみする、するする
夏の産声よ!秋に実るか
わたくしを。不問に ....
瑠王さんのこしごえさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆうけい- こしごえ自由詩6*13-1-14
蝶の鏡をもつひと- こしごえ自由詩6*11-4-1
かげふみ- こしごえ自由詩2*10-5-1
道連れ- こしごえ自由詩1*09-10-1

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