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あの時
何を見ていたのか
白い紙の皮膚の上を
一度だけすれ違う
その時の
微風 に
時間が揺らぐのを
万年筆の
筆跡を見ていると
それは
痕跡のように
美しい
ブルーの濃淡 ....
冬はすでに去った
夜明け前の闇の曖昧に
ふいに訪れる山茶花の幻影 散った花びらの
乱れ重なり
誰かの記憶が
隙間に紛れ込む
宛名不明の手紙のように
開封されない
誰かの記憶
美し ....
あおい満月さんのフクスケさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
万年筆
-
フクスケ
自由詩
2
09-3-19
映(エイ)
-
フクスケ
自由詩
3
09-3-1
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