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木枯らしが冬を引き連れて
醜い獣を呼び覚ます

魚の腹は濡れた月
涙は水底真珠となりて
ころころ転がり心と成った
夜更けに泣いて震えてる

か細い枝に三日月刺して
滴る孤独の蜜舐める ....
珈琲の渦の奥に一つ
小惑星が沈んでいます

あれは浮かんでいるのです(彼方側では)

音は滴り落ちるので
雨さえ頭上へと上がってゆきます

すべての事象があべこべなのです(此方側では) ....
夜半の馨を残して
朝焼けは落ちてゆく

頬に残らなかった
昔日の跡を眺める

三面鏡の奥で波紋が広がる
優雅な尾鰭が翻る

昼下がりの葉の翳り
白昼夢に耽溺し
蝸牛が休んでいる
 ....
あおい満月さんの黒崎 水華さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
その女、不足につき- 黒崎 水 ...自由詩317-12-15
加速する山羊の角- 黒崎 水 ...自由詩7*17-8-23
御使い- 黒崎 水 ...自由詩517-7-28

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