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なのはな (快活)
山裾に噴き出したいくつもの黄色い掌が
緩やかな風にくすぐられて歓声をあげた
思わず駆け出しそうになる鼓動の先で
君の後ろ姿が弾みながら春になった ....
アネモネ (はかない恋)
あなたの気弱な指先でわたしを摘んで欲しい
わたしの一番可憐な時間を花瓶に挿して欲しい
あなたの意識の端をひとときでも彩れたら
ノートパソコンの ....
たとえば今日
寒い風に吹き晒されているとして
さらに明日は
寒い雨に凍えているかもしれない
それでも破れ傘を差して
ボトボト歩いていくだけだ
たとえば今日
温かい陽射しに抱きしめ ....
一昨日の朝食で
僕の耳に
ピーナツバターを
こびりつかせたまま
サニーレタスと一緒に
皿の隅っこに追いやったのは
誰だ
昨日の朝食で
僕の耳を
ホットミルクに
浸しこんだま ....
0.97m前方
秒速0,7m
不規則な回転運動
ほぼ(237, 26, 61)
不完全すぎる球体
強化シリコーンの指
捕捉完了
擬似眼球スコープ
サブウィンドウON
アナライ ....
自由の翼が手に
入ったとしても
額縁の絵の中を
飛ぶことぐらい
しかできないし
お洒落な足かせ
をガチャガチャ
いわせながら記
号でお喋りして
いたほうが楽し
いかもしれな ....
裏切り者の
地平線は
沈む
沈んだ
地平線から
朝が現れる
目覚めた時から
裏切り者は
傾く
傾いた
日常茶飯に
安住の平野はない
転げ回っているのか
追 ....
東から西へ
クリークのような商店街の上を
滑空する
コンビニの角を南に曲って
コソコソとパチンコ屋へ向かう
八百屋の若旦那を左目で見ながら
西から北へ
生易しい北風を切り裂く ....
ウメ (忠実)
天神様の細道で大事な人を
繋ぎ止めようとしただけなのに
どうしていつまでも付き纏うのか
やたらと匂い過ぎる言葉達よ
スイセン ( ....
夏嶋 真子さんのnonyaさんおすすめリスト
(99)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花言葉四行詩_<11>
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nonya
自由詩
7*
09-3-14
花言葉四行詩_<10>
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nonya
自由詩
7*
09-3-13
三寒四温
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nonya
自由詩
12*
09-3-5
王様の耳はパンの耳
-
nonya
自由詩
16*
09-2-26
電気鼠の夢なんか見ない
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nonya
自由詩
8*
09-2-24
枠枠
-
nonya
自由詩
11*
09-2-16
逃亡者
-
nonya
自由詩
8*
09-2-7
鳥瞰図
-
nonya
自由詩
23+*
09-1-31
花言葉四行詩_<3>
-
nonya
自由詩
9*
08-12-4
1
2
3
4
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