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カフェに立ち込める煙は饒舌
ぼくは相槌だけで喉が渇くのを知る
シンクの隅に陣取るふやけた
米粒の白が
ぜんぶを、もやもやとかくしてしまって
いつもそうやって
あれとこれとを触った気になって ....
温度で出来ていない音を探すとき
ぼくは安心している
膝を抱えて座り込んだライブハウスのしたのほうにだって
そんなものはない
ベイビーいいから安心してみなよ
多分それは週末みたいに、はじまった ....
花粉症な愛と希望を持った彼女たちは
寂しい、を可愛い、と同様に扱う
めちゃくちゃなグルーヴで手帳に書き込まれる文字は
少し太すぎる記憶だったり
我儘なしかめ面だったり、
ね
傾向としては安くていいも ....
停滞気味の睡眠欲を尻目に
ねこの声がききたいなあとおもう
あんまり飲み込みすぎているこのごろの月に
だらだらと自己申告しつづけている
どこで誰がいなくなったのかもしらずに
歩道橋にぽつぽ ....