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フリーズ、
見たことのない、遠い地で
顔のない男がつぶやいて 直後に
先端が、わたしの中心を穿つ
貫かれた体内へと
ぬるい、分泌物の侵蝕が始まるのを
指折りかぞえるあいだ、ずっと ....
わたしの棲む場所を流れる川に
水はない
誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる
*
夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ....
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる
不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ....
BOOKENDさんの望月 ゆきさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未完の、ソネット_「落下」
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望月 ゆ ...
自由詩
8*
09-3-13
水の空席
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望月 ゆ ...
自由詩
49*
08-5-13
かさなりつづける、朝に
-
望月 ゆ ...
自由詩
40*
07-11-28
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