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音もなく

扉を開けて

君はどこへ行こうとしているのか

山の谷間にひっそりと

古桜

君は黙って立っていた

浅い夜に着替えるため

うつろに沈んだ夕闇に

青と ....
誕生日の朝に
君から贈られたプレゼントは 
手のひらに乗るほど小さな
砂時計だった
君は透き通った瞳を向けて
僕にこう告げた

僕はこれから眠ることになる
僕は僕の夢のなかで 
タイ ....
野球場のフェンス越しに
鈍く湿った風
予感の匂いに満ちたアスファルト
屋上と屋根の向こう側
午後の光を遮断して
雨粒いっぱい雲が来る
金網をつかみ取り
いちもくさんに飛び降りる
私の制 ....
BOOKENDさんの楽恵さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜桜の扉- 楽恵自由詩2*09-4-13
朝の砂時計- 楽恵自由詩5*09-3-7
通り雨透き通った虹- 楽恵自由詩4*09-2-17

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